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つるのおんがえし自信を持っておすすめしたい みんなの声

つるのおんがえし 文:石崎 洋司
絵:水口 理恵子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2012年11月
ISBN:9784061325340
評価スコア 4.42
評価ランキング 12,411
みんなの声 総数 35
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18件見つかりました

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  • とてもとても美しい作品です

    『つるのおんがえし』は小さい頃から
    何度も読んでいますが、ここまで美しい鶴に
    出会ったのは初めてです。

    絵本の世界から飛び出してきそうなほど、
    立派で美しい鶴にとても感動しました。

    どこからか<羽の音>と<鳴き声>が
    聞こえてくるような感じでした。

    2歳の娘も最後まで真剣にお話を聞き、
    最後はかわいらしく「鶴さん、バイバイ」と
    手を振っていました♪

    投稿日:2012/12/12

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  • 絵にちゅうもく

    「つるのおんがえし」はお話は知っていましたが、絵本で読むのははじめてでした。絵がぜんぶ、とてもきれいでした。とくにきれいだったのは、はじめのページの赤い空につるがとんでいるところです。つるがはたおりをしてつくったおりもののもようがとても気に入りました。
    よくばりなとのさまが出てくるお話をはじめて読みました。今まで読んだお話では、やさしいとのさまや、あたまのいいとのさまや、いばらないとのさまでした。よくばりな人はさいごには負けるお話だと思っていたのに、そうではなかったので、ふしぎでした。
    「とんとんからり とんからり」と読むと、本当にとなりのへやで、つるがはたをおっているみたいな気がしました。本もののつるは見たことがないので、つるが人間くらい大きいということをはじめて知りました。ほんもののつるを見たくなりました。 
    もうひとつのおはなし「ふるやのもり」は、ほかの絵本で知っていました。おおかみがかくれているばしょがちがっていました。わたしがよんだ絵本より、かわいい絵でした。

    投稿日:2012/12/12

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  • なんで見ちゃいけないの?

    今まで「つるのおんがえし」のおはなしを、頭の中でイメージしていたのは、白黒の景色だけでした。でも、この絵本を読んで、「私が想像していた景色に色がつくと、こんな感じなんだ」と感動。美しくもはかなく、静かで冷たい風景がそこにあります。
    この絵本ではじめて「つるのおんがえし」を知った5歳の娘がこれから思い描くのはこの挿絵のこの景色なのかな?と思うと、感慨深いものがありました。そしてうらやましくもあります。鶴と男が出会う場面の朝焼け、雪が舞う景色、鶴が織る反物。そして覗かれてしまった鶴の姿。どれもこれも息をのむほど美しいものでした。
    読み終わると娘は、「なんで見ちゃいけないの?」と聞いてきました。確かに鶴のことを心配して覗いただけなのに。と私も小さいときに思っていた疑問でしたが、その答えがきちんと巻末で解説されていたのもうれしかったです。
    昔話は必ず子どもを夢中にしますが、このシリーズはどの絵本も、大人に新しい感動を与えてくれます。これからも親子で何度も楽しみたいと思っています。

    投稿日:2012/12/12

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  • 切ない・・・正統派の昔話

    表紙がとっても美しいので読むのを楽しみにしていました。
    中を開いたら、もっともっと美しく叙情的な絵にノックダウンしてしまいました。美し過ぎます!!!

    お話も絵もとても丁寧で正統派で、これ以上何もいうことはないと思いました。
    若者の優しさ、娘のつつましさ、そして殿様の傲慢さ。
    若者が中をのぞいてしまった理由も、
    好奇心からではなく娘を思いやる気持ちからだったという所がますます切なさを倍増させました。
    なんて切ないお話なんでしょう・・・。
    唯一ツッコミをいれるとしたら、若者の顔がSMAPの草なぎくんに似ているという点でしょうか?

    普段はおもしろ可笑しいお話を好む我が家ですが、
    時にはこんな切なく正統派なお話も大事だなと思いました。

    おはなしもうひとつ『ふるやのもり』は、
    とってもわかりやすく、シンプルに楽しめました。

    裏表紙の絵も切なくて心がギュッとなります。
    切ないけれど、何度も何度も読みたくなる一冊でした。
    優しさゆえの切なさは、心を惹きつけられますね。

    大人にも子供にも読んでもらいたいと思いました。
    自信を持ってお薦めします!

    投稿日:2012/12/12

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  • 男の人の気持ち

    「つるのおんがえし」といえば、てっきりおじいさんとおばあさんが出てくるものだと思っていましたが、この作品は違いました。

    最初は約束を守っていた男の人でしたが、さすがに七日七晩飲まず食わずで機を織り続けているのですから、心配にならないはずがありません。
    その心情が丁寧に描かれていて、単に「約束を破らなかったからいけなかったのだ」というには切なすぎるお話でした。

    挿絵も、もの悲しいお話にピッタリの美しい絵だと思います。

    最後の「ふるやのもり」、実は私が大好きな昔話なので、今回このお話メインの絵本がなかったのが残念でしたが、やはり面白いお話で楽しめました。

    投稿日:2012/12/08

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  • やさしいつる

    男のために自分がやせほそっていくのもかまわずに恩返ししてくれるやさしいつるのお話です。
    昔話の恩返しものは本当にけなげだなーと思います。
    このお話だとこの男も娘を気遣うやさしい男に描かれていて良かったです。
    私もこの男の立場だとずっとのぞかずにいるのは難しいと思ってしまいます。

    投稿日:2012/12/09

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  • 物悲しい・・・

    お話を知っているから余計にそうですが、
    きれいすぎる絵が物悲しくて、心がざわざわっとします。
    感じたくない、嫌な感覚。
    でも、大切なものを失ってしまう悲しさを疑似体験をするためには
    最適なお話なのかもしれません。

    「開けなければ良かったのにね」と息子が言ったので、
    「そうだよ、だから○○くんも、
     お父さんやお母さんの言うことを聞かないといけないよ。」と返したところ、
    「それは関係ない!」と怒られてしまいました。

    そうだった。
    そんなこと言わなくて、感じればいいだけなんだよね。
    息子のほうがこの絵本にきちんと向かい合っていたんだなぁ、と反省させられました。

    投稿日:2012/12/08

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  • まさにこの挿絵!!

     有名で誰でも知っている昔話といえば「桃太郎」や「一寸法師」。
    勧善懲悪のわかりやすさと物語りの躍動感が誰にでも親しまれ、
    語り継がれていると思うのですが、一方でこの「つるのおんがえし」のような
    物悲しくて静かなお話も長い長い間皆に愛されているのだから、
    日本人っていいな〜と思います。

     私はつるのおんがえしは30年前に幼稚園の劇でやりました。
    だからなのか、昔話の中でもひときわ愛着があります。
    子供心にも、つるの一生懸命、自分を犠牲にして相手に尽くす姿
    は悲しい反面美しかったし、最後につるが飛び立っていってしまう
    姿は胸がぎゅっとなる感じでした。

     ちなみにその時は台本だったし、親からの読み聞かせも口頭だったと思うので
    特に挿絵に関する思い出やイメージはありませんでした。
    でもこの絵本の水口さんの挿絵を見た途端、30年間漠然としていた
    イメージがぱあ〜っと極彩色の情景となり現れました!
    子どものときにこの絵を見ていても特になにも感じなかったかも
    しれませんが、大人になってあちこち旅行をしたり日本の良さを
    感じ取ったりしたあとに見たことで、「まさにつるのおんがえしの世界はこんな感じ!!」
    と思えるようになっていました。
    まさに自分のもつ「つるのおんがえし」の繊細で物悲しくて
    相手を思いあう気持ちが表現されていてとてもうれしかったです。

    これからこの絵本で「つるのおんがえし」を覚える子供たちには
    「とんとんからり とんからり」という文章とともにこの挿絵を
    ずっとずっと心にとどめていてほしいなあと思います。

    投稿日:2012/12/07

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  • 本格的です!

    5・6歳からとはいえ、幼児の絵本。
    この『つるのおんがえし』の完成度の高さにビックリしました。
    大人でも十分読み応えのある本文と、繊細で美しい絵。
    『つるのおんがえし』の物悲しい雰囲気が、最大限に引き出されている作品だなって思いました。
    お殿様が出てくる設定は初めて読みましたが、「悪」が入ることで、物語がより一層深くなった感じがします。

    おはなしもうひとつ『ふるやのもり』は、すごくテンポが良かったです!
    短くまとめられているのに 惹きこまれて、思わずくすっと笑ってしまいました。

    代々伝わるむかし話。
    形を変えることなく、語り継いでいってくれそうな一冊だと思います。

    投稿日:2012/12/03

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  • 美しい昔話の代表作!だと思います

    銀色の世界、真っ白のベースに鮮やかな赤と黒が際立つ美しい鶴。まさに美しい日本の昔話の代表作だと思います。
    老夫婦が助けたと覚えていたのですが、作者によってお話が少しずつ変わるのも読み比べ甲斐があっていいですよね。
    昔話にもたくさんの種類がありますが、こちらは恩返しをする為、自分を犠牲にし、最後はさよならが待っている切ないお話です。
    一度は子供にきちんと読み聞かせてあげたい内容だと思います。
    約束を守れなかったおとこですが、それは相手を心配する気持ちから約束を破ってしまっただけなんです。
    うーん、、切ないです。
    同時にやっぱり古くから伝わる日本を代表するお話なんだ、と納得です。

    投稿日:2012/12/04

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