2歳のころに図書館で借りたところ、はまったようで繰り返し繰り返し読みました。2週間借りて、さらに延長して2週間借りて返却する日、図書館の受付で「この本は返さないで」と大泣きされ、見かねた図書館の人がこっそりとさらに延長の手続きをしてくれました。
というわけで購入に至った本です。図書館の本を「返さないで」と泣かれたのは、後にも先にもこの本だけです。
マークと名称。そしてマークのある街中の風景が描かれただけの本ですが、なぜ子どもがこんなにはまったのかはわかりません。
繰り返し繰り返し読んだ結果、3歳くらいまでにすべてのマークを覚えました。
日常でマークに出会うことは多々あります。牛乳パックについていたエコマークの下にある「地球を大切に」という文章を読んだり、毛布についていた「ウールマーク」を指摘したり。
車に乗っていても、「追い越し禁止だね」とか「時速60キロまでだよ」とか標識を見ていちいち私のの運転に指示を出しました。
すべての子どもに言えることかどうかはわかりませんが、息子は日常生活に直結した知識を本から得ることが好きなようです。
単純な本ではありますが、この本には大いにお世話になりました。