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睡蓮の池 ステフィとネッリの物語自信を持っておすすめしたい みんなの声

睡蓮の池 ステフィとネッリの物語 著:アニカ・トール
訳:菱木 晃子
出版社:新宿書房
税込価格:\2,200
発行日:2008年05月
ISBN:9784880083865
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,299
みんなの声 総数 2
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  • 様々な想いで。

    小学生の子供を持つ親として。
    もし我が子がこの姉妹のような立場だったら。
    どんな気持ちだろうか・・・そんなことを考えてしまうシリーズです。
    この年齢で親元を離れ暮らすこと。
    様々な葛藤や想いもあるでしょうね。
    そんな中でも友達が仲間ができていく暮らしに救いと喜びを感じられてよかったです。

    投稿日:2020/09/11

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  • 見守ってくれる人たち

    中学進学ができることになったステフィは、医師の家に下宿することになります。

    ウィーンでは医師の娘だったのに、ここでは下宿人として時には使用人のように扱われることもあり、プライドの高いステフィは屈辱を受けます。

    13歳の子が親元を離れてしかもユダヤ人であるので両親の安否を気遣いながら、よその家庭で暮らすということ、そして暮らす場所で一からスウェーデン語を勉強したということ、並々ならない苦労と忍従をステフィが背負っていることを思い、親の気持ちで読んでしまう場面がありました。

    何かあってもすべてを話すわけにいかない少女がどのように時々の自分の気持ちを処理していったかということです。

    そんな中でも新生活の中で芽生えた友情と初恋、島の養父母だけでなくステフィに信頼を寄せるマイやビョルク先生たち。

    ステフィのことを思いやってくれる人々が少しずつ増えてきたことに安心しながらも、ウィーンで暮らすステフィの両親の状況はますます厳しいものになっていくことに心を痛めて読んでいました。

    さて、次は三巻目。読み進むほどにステフィのことがどんどん好きになっていくのを感じます。

    投稿日:2013/12/16

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