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6件見つかりました
小学校高学年、および中学生に向けて紹介しました。 東日本大震災から、3年。 日々の生活とともに、子どもたちはもちろんおとなである私たちも 薄れゆく記憶。 そんななかで、この絵本は、命とは、生きるとは、悲しみとは、苦しみとは、そして乗り終えるとは・・・ 寄り添うように伝えてくれているように思います。 生まれ育った大好きな町、ふるさとを守るために 津波から逃れる避難路に沿って、ハナミズキの木を植えてほしい。 淺沼さん親子の想いや願いは、 絵本を通して子どもたちの心に響いたように感じました。
投稿日:2014/05/03
2011年に起きた東日本大震災を経験した母親が、最愛の息子の死を受け入れる過程で生まれた絵本。 一人の少年に鎮魂と平和への思いを託す。 2013年刊行。作者は津波で当時25歳の息子を亡くす。 その後に経験したさまざまな心身症、PTSD等を通し、生まれてきた言葉を紡いだのが本書だという。 本書は澄み切った美しい絵と、純粋無垢な言葉が印象に残る。 筆者が長い歳月をかけて、精製していった想いが、画家を通して結晶化したように感じられる。 短い言葉と、透明感のある素敵な絵の絵本。 誰でもページを開いて読める本ではあるが、内容をくみ取るのには覚悟がいる気がした。 筆者の純粋な思いを受け止められるだろうか。 ともあれ、本書を読んでも読まなくても「生きている」「活かされている」ことに、感謝しようと思った。 私にとっては読むのにちょっと勇気が要った絵本。
投稿日:2024/11/20
ハナミズキのみちを読ませて頂いて、とても感動しました。これはあらためて人生について考えさせてくれます。この本は東日本大震災で息子さんを亡くされたお母様の思いがいっぱい詰まっています。私はこの本を読んで、深い悲しみに包まれました。素晴らしい本だと思います。
投稿日:2022/08/14
ハナミズキの花が大好きなので、図書館から借りてきました。 読んでいる途中で、東日本大震災で、息子さんをなくされた 母親の想い・愛情が詰まった絵本に、泣けてきました。 大好きな花火の絵の時にはまだそのことには気が付かずに いた自分でした。なんだかショックすぎて、いろんな思いでいっぱ いになってしまいました。
投稿日:2019/10/07
ご子息をなくした作者が書かれた絵本で,そこがまた現実的に心にくるものがありました。 黒井健さんの優しいイラストもぴったりでした。 亡くなったご子息さん目線の語り文章も,またよかったです。 多くの方に読んでほしい絵本に思いました。 自然災害列島のように各地で地震や大雨の被害がここ数年起こっています。もうこんなことのないことを願うばかりです。 そして備えができることならしていきたいと思いました。
投稿日:2018/09/10
カバーにある著者紹介を読んで、思わず涙が出そうになりました。 絵本の中で語っているのは、あの大津波で亡くなった自分の息子さん。 亡くなる直前に会っていながら、その後の行動が生死を分けました。 浅沼さんのの無念はいかほどのものでしょうか。 悲しみを乗り越えるためにこの絵本はあるのでしょうか? 死んだものの願いとしてのハナミズキの道は、とてもシンボリックです。 息子さんがまだ少年だった頃の思い出を語りながら、浅沼さんが自分に 言い聞かせるように、同じ悲しみが繰り返されぬように、祈りを込めて語ったお話です。 黒井健さんが見事に語りを絵に写し変えています。
投稿日:2013/09/02
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