幼年童話「レッツ」シリーズ第2巻です。
今回は4歳のレッツとレッツの「ふみだい」のおはなし。
ねこの「キウイ」のように踏み台にも名前がないとねと思って、レッツがつけた名前は「ゴキブリ」!!すごいネーミングセンスです。
お父さんもお母さんもその名前を聞いた時いい顔をしなかったので、レッツは二人の前では「ゴキブリ」と呼ばないんです。
ふたりとは 気が あわないな。
とか言ってますけど、子どもなりに気を使ってるんでしょうね〜。可愛いなって、思います。
なんだかんだ言っていても、この両親はレッツのことが大好きで、レッツがウインクできるようになった時のくだりも面白かったです。
「ノウサツ」
「セクシー」
(レッツが意味が分からないから、何度も出てきますが、カタカナ表記です)
ほんとに楽しい家族です。
このお話は小学校の低学年くらいのお子さんたちに特におすすめしたいですが、大人が読んでも十分楽しいです。自分のうちの子の小さい時を思い出して微笑んじゃいます。
また、ヨシタケシンスケさんが描いてくれるこの家族の様子が、ものすごくあっていて、見たい時に見たいシーンが描かれているので、さらに面白さが倍増している感じです。