どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
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うさぎの男の子ふうちゃんが、真っ白な雪の森を歩く。 その先にいたのは、「ふわふわころり」と「ゆきぐも」。 そしてふうちゃんは、二人にあるお願いをする・・・。 そんなあらすじも知らずに、うさぎ好きの私は、表紙だけを見て購入しました。 それなのに、読み終えたいま、レビューを書かずにはいられませんでした。 今までに味わったことのない、この感覚は何でしょう。 しんしんと降る雪の中に自分がいるような、はたまたそんな夢を見ているような。 感動した。面白かった。驚いた。きれいだった。 絵本を読むと、必ずそんな気持ちが生まれます。 「この絵本は感動した」 「この絵本は面白かった」 「この絵本は驚いた」 「この絵本はきれいだった」 けれど、この絵本は何度読んでも、どうしても一言で表せないんです。 ページをめくるたびに自分の心が動くことを、確かに感じます。 この絵本に出会えて良かった。心からそう思います。
投稿日:2013/11/02
自分の誕生日にみつけて、自分のために購入しました。 うさぎのぼうやの「別離と再出発」のようなものが、ふわっとひろがる美しい絵で描かれていて、自分の抱えてきたものをやさしく包んでくれる気がしました。周りの人たちの愛情に包まれていても、周りの人たちを大切に思っていても、そしてだからこそ普通の日常を過ごしていても、それとは別に「失われてしまったもの」と静かにひとりで訣別しなければならないことって多いのではないかと思います。
投稿日:2016/10/31
雪の描写がとても美しい絵本です。 ふわふわころり、とゆきぐも、がいる世界。 ゆきぐもがつくる雪はとてもきれい。 ゆきぐもがおどると、ゆきがふる。 ゆきをふらせるゆきぐもは、この世のものではないかのようです。 主人公のふうちゃんは、 いまはもういない、おとうさんにもらった車のおもちゃをゆきぐもにあげる代わりに、 病気の妹のために雪を降らせてもらうように頼みます。 いつのまにか車のおもちゃは消えていて、だれかのあしあとがある。 天からの贈り物であるかのような雪の神秘さ。 静かに語られる物語の中に、それを垣間見ることができます。 悲しさや切なさをやさしく包み込む雪の世界が、美しい言葉と絵で惜しみなく表現されています。
投稿日:2014/12/04
「うきわねこ」のコンビの作品ですね!! 気付いてから(ちょっと遅かった!) 図書館にリクエスト かわいい・・・ 私好みのうさぎさんの絵 そして 初めの文章が 詩的です 雪の情景がとても素敵なんです 見上げた感じとか 寒くない部屋で読んでいるからですが(^^ゞ なんとも素敵な世界 が、「ふわふわころり」??? って、何だ??? \(◎o◎)/! うわぁ〜っ びっくり 雪の結晶のお花みたいなモノとかも 素敵 昔のムーミンに出てきた キャラクターを思い出しました あらら・・・ 妹が熱を出しているんだ とか おとうさんがいなくなった??? お母さんには 見せたくなかったのかな? お母さんは、知らないのかな? ちょっと暗さもありますが 雪の不思議さに魅了され 隠されてしまう感じ とにかく、絵がいいです なんともいえません ほしい・・・(^^ゞ
投稿日:2014/02/05
全体的に絵に暖かさを感じつつ、雪の冷たさも感じ取れるという稀有な体験をしました。 ゆきの日に出会った、ふわふわころりとゆきぐも。 家のベッドで待つ妹のために、あるお願いをします。 お願いを叶える代わりに大事なおもちゃを差し出さなければならないけど。 妹を想う気持ちはほんわかするけれど、一方でそのおもちゃ(車)が「もうかえってこない」お父さんにまつわるものという苦い部分もあって、すんなりと「良かったね」と言えない気持ちが残りました。 でもきっと何度も手にしてしまう、美しさと優しさと痛さが詰まった一冊。
投稿日:2014/01/23
「『うきわねこ』のふたりが贈る絵本第2弾!」という赤いシールが表紙に貼ってありました。そして2013年10月25日の初版ですが、10月28日には第2刷となっていました。 表紙の赤いマフラーをしたうさぎの男の子が、しっかり読者の目を見つめていて、私はこの絵に惹かれました。ふわふわころりって、一体何だろう?と想像しながらページをめくる楽しさ。予想外のふわふわころり。ふわふわころりとゆきぐもの関係は?そして…。 静かな冬の冷たい空気と低い温度を感じながら、続けて読みました。時々何かについて考えながら。
投稿日:2013/11/08
うきわねこの蜂飼耳さん、牧野千穂さんのコンビ作です。 うきわねこと同様にとても幻想的なお話です。 雪の日にだけ現れる、ふわふわころり。 雪を降らせることが出来る、ゆきぐも。 とてもファンタジックな世界なのですが、 熱を出して寝ている妹の為に、うちの窓のそばまで来て雪を降らせてほしい。 そのお願いと引き換えに、もう会うことができないお父さんからもらった大切な車のおもちゃを渡す、というのがとても切なかったです。 でも、車を渡したことで、僕は吹っ切れたのかな?そうだと思いたいです。
投稿日:2021/02/02
おとうさんからもらった大切な真っ赤な車と引き換えに、ふうちゃ んは、熱がある病気の妹が喜ぶと思って、ゆきぐもにお願いしま した。窓の傍まできて雪を降らせてくれることを・・・・・・・ そして、ずうっと前におとうさんがくれた車。つるりん ぴっかり まっかな くるま。おとうさんは もう かえっててこない。 おにいちゃんのふうちゃんは、本当い妹思いなんだと思いました 優しさに泣けてきました。
投稿日:2019/12/15
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