サンタさんにくまのぬいぐるみをリクエストする手紙を書きながら、「じぶんがかわいいと思ったくまじゃなきゃいや」と好みがうるさい女の子。
サンタさんは「じぶんでえらびなさい」とくまの木へ行く道を教えてくれます。途中でいろいろな動物に出会いながら、山や川を乗り越えてくまの木へ!
「自分が」「自分で」という年齢ってありますよね。
そのへんを逆手に取ったようなストーリーで、親の私も
なんだかおかしかったです。4歳の娘と重なって。
1歳8カ月の息子は、まだストーリーはわかっていないと
思うのですが、出てくる動物やくまを選ぶシーンが好きなようで「読んで」と持ってきます。「お母さんにはどのくま?お父さんにはどれ?」とくまを選んでもらうのも楽しいです。
佐々木マキさんのイラストは、子どもをぐっと引きつける
不思議なイラストで私も子どもも大好きです。(村上春樹さんの本のイラストなど書いている方です)