第1巻「いきもの」
男の子ソウ、女の子マユが林や野原などを探検していろんな生き物を見つけて紹介してくれるの。出てきた虫や鳥たちの名前だけでなく特徴や鳴き方、何を食べるのか教えてくれますよ。なかでもへえって思ったのがハチ。ウエストが太くてくびれていないハチははりがなく刺すことはないんだって。後、ウルカワマイマイは殻を作るために石やコンクリートをなめるんだって。身近なことではスズメ。人間の顔が一人一人違うようにスズメの体の模様も違うんだそうです。1ページ1ページじっくり読んでいくとなるほど〜と感心してしまいます。子供に読んであげる前に親が一度じっくり読んでみるといいかもしれません。後、生き物実寸大の大きさでかかれた絵がついてる大きな付録がついています。これには子供も大喜びでひろげて喜んでいました。
第2巻「くさばな・木」
植物の紹介だけではありません
第1巻同様男の子のソウと女の子のマユがいろんな植物を紹介してくれます。でもね、ただ紹介するだけではありません。たとえば、草花の花束の作り方、色水が作れるお花、ホウセンカの花びらでマニキュアのようにできること、紅葉の実で遊べることなどなどいろんなことが紹介されています。読み始めると夢中になってしまいます。第1巻同様に子供に読んであげる前に親が一度読んでみた方がいいと思います。そうすると、もっと楽しく子供と読むことができると思いますよ。
第3巻「あそび」
自然の中のあそび
昔お花でくびかざりや指輪をつくったことありませんか?草の茎で引っ張り合って先に切れた方が負け〜とか・・・。そんななつかしい遊びがのっています。この中でびっくりしたのが網のない虫取り編みを蜘蛛の巣にひっかけて輪のところに蜘蛛の巣をくっつけるんだって。それでセミやトンボを捕るの。網がついてるのより上手にとれるのかしら。もうすぐセミが鳴く時期。子供達が虫取り編みを持って虫を追いかける姿が見られそうですね。