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まちねずみジョニーのおはなし自信を持っておすすめしたい みんなの声

まちねずみジョニーのおはなし 作・絵:ビアトリクス・ポター
訳:いしい ももこ
出版社:福音館書店
税込価格:\770
発行日:2019年11月01日
ISBN:9784834084887
評価スコア 4.43
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  • どちらに住みたい?

    いなかのねずみチミーとまちのねずみジョニーのお話です。
    それぞれの風景や情景や環境の違いの対比が面白く,イラストも見応えがある魅力的に感じました。
    ビアトリクス ポターさんの描くイラストは本当に素敵ですね!!
    どちらに住みたいかな〜と読み手は考えることでしょう。

    投稿日:2018/01/23

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  • 田舎の暮らしの絵が素敵です

    題名はまちネズミですが、どちらか言えば、田舎のチミーの生活の方がクローズアップされているかなと思います。
    間違って都会にやってきてしまったチミーが体験した
    まちのネズミの暮らし方は、いつもびくびく、本当に恐ろしいものでした。
    具合が悪くなって、頭を抱えるコロンとしたしっぽの短いチミーが憐れに見えます。
    それに引き換え、チミーの田舎の暮らしは何て気持ちが良いのでしょう。
    そして、はるばるやってきた、スマートなまちネズミのジョニーは、やはり慣れない田舎特有の暮らしに、一週間で早々と退散してしまいました。
    住み慣れたところが一番ということなのでしょうか。

    投稿日:2016/09/27

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  • 自分だけの心地よさ

    ピターラビット版「まちのねずみといなかのねずみ」のお話です。

    いなかのねずみ・チミーは、やさいかごに入ったまま、町の家に来てしまいました。町のねずみたちは、ごちそうを食べていますが、人間たちの食べ物を命がけで奪ってくるので、チミーは生きた心地がしないのです。

    ごちそうには恵まれているけれど、のんびりしたところがない町の暮らし。豊かさはないけれど、のんびりしている田舎の暮らし。その対比がうまく描き出されていると思いました。

    どこに居心地のよさを見つけるかはそれぞれの主観ですが、作者は田舎がいいようですね。

    私も読みながらどちらがいいのかなと思いました。田舎でも文化的な情報や本があれば、楽しめますが、時には町にも行きたいと私なら思ってしまうかもしれません。

    町の暮らしでやせてしまったチミーが田舎に戻って生き生きと生活を始めたのを見て、何だかほっとしました。

    自分だけの心地よさって生きている上で必要だなと思います。

    投稿日:2008/01/23

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  • 生まれ育った場所が一番

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、男の子8歳

    まちねずみジョニーと、田舎のねずみチミー・ウィリーは、生まれ育った場所も生活の仕方もまるで違いました。
    あるとき、チミーは間違って野菜かごに紛れ込み、町につれていかれました。

    ひょんなことで町に出てきた田舎のねずみにとって、見るもの聞くものすべて驚くことばかり。
    ひっきりなしに音はするは、猫に追いかけられるはで、落ち着く暇がありません。
    やっとの思いで、わが家に戻ってきたチミーが、今度はジョニーを迎えると…。

    誰にでも、生まれ育った故郷があります。気候や風土の違い、生活習慣の違い、それは人もねずみも同じなのですね。
    締めくくりの一文「わたしは どうかといいますと、チミーとおなじように いなかにすむほうがすきです。」は、まさに、湖水地方を愛した作者ポターの本心が表れているもので、お話の最後の最後にこんな一言を加えるポターの人となり(人臭さ)に、魅力を感じました。

    そして、私自身、田舎に生まれ育ちました。このお話を通して、ジョニーよりもチミーに愛着を感じるのは、そのせいかもしれません(^-^)

    投稿日:2007/10/19

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