ノルウェーの昔話です。
私はアスビョルンセンの『太陽の東 月の西』に再話されていたものがお気に入りだったので、
題名でピン!ときました。
お百姓とおかみさんのエピソードです。
畑仕事、家事、と分担していた二人ですが、
ある日、畑仕事に疲れたお百姓(だんなさん)の愚痴から、役割を交換することに。
そのだんなさんの奮闘記です。
簡単そうに見える家事も、実はたくさんの用事をこなすので、
実は大変なもの。
もちろん、ハプニングにも対応しなければなりません。
旦那さんは散々な目にあうという訳ですね。
その散々な有様が笑えます。
家事を難なくこなすおかみさんの偉大さが引き立ちますね。
絵本だとその様子がありありとわかり、愉快でした。
オートミールとかのアイテムが、子どもには少し馴染みがないかもしれませんが、
ドタバタがくっきり伝わってくるので、少し長いですが、幼稚園年長児くらいから
楽しめると思います。