こんとあき」 みんなの声

こんとあき 作:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1989年06月
ISBN:9784834008302
評価スコア 4.87
評価ランキング 39
みんなの声 総数 454
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454件見つかりました

  • コンが可愛すぎ!

    大好きな林明子さんの絵本なので手に取りました。

    我が家にも「コン」と同じようなぬいぐるみがいます。
    子守をしてくれて、やっぱり同じように育ちました。
    赤ちゃんがきて、ドキドキするコンの姿を読み、
    私も同じように赤ちゃんを迎えたときのドキドキを思い出し、
    とっても暖かな気持ちになりました。

    「コン」はぬいぐるみなのですが、その描き方はほんとすごいです。
    制約のある中なのに、動き出しそうな絵なのです。
    女の子の表情はもちろんですが、
    私はコンの描き方にびっくりしました。

    さて、いろいろトラブル続きの大冒険。
    犬に砂に埋められてしまったコンは、アキに助けられたものの
    小さな声で「だいじょうぶ、だいじょうぶ」を繰り返すのみ。
    コンはどうなっちゃう?とハラハラドキドキですが
    無事おばあちゃんの家にたどり着き、元通りに♪

    お風呂がイヤだと逃げるコンは、
    今までのベビーシッターのコンとは大違い、まるで別人です。

    ぺしゃんこのぬいぐるみはお風呂が一番!
    というわけで、昨夜はたくさんのぬいぐるみがお風呂を体験しました。
    #はぁ。。。。

    投稿日:2013/12/05

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  • たいせつなもの

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     なんど読んでもいいねぇ、そうこどもがいいます。自分にもお気に入りのくまさんがそばにいましたから。林明子のやさしさが、小さいころの思い出をつれてひょっこり、絵本のあちこちに出てくるようで、つられてこどもや自分自身の幼少期すら思い出されて、なんだかこころがあたたかくなります。よい絵本を、ありがとうございます。感謝。

    投稿日:2013/12/06

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  • 作文みたいで…

    レビューがよかったので購入しましたが、正直私はイマイチでした。
    文章が『〜でした』の連続で、小学生の作文か日記を読んでいるよう…
    メッセージ性もないので私の好みではなかったです。
    ファンタジーなのにリアルな絵や設定にもちょっと違和感。特に犬に埋められちゃうところは気持ち悪いです。
    でも娘はこの本が好きなようで、よく読んでと持ってきます。こどもとおとなの感性はちがうんだな〜と思いました。

    投稿日:2013/10/16

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  • 林明子さんの絵が好きで、評判もよかったので購入しました。

    思ったよりも文字数が多く、「これはまだ早かったかな」と危ぶんだのですが、読んでみるとその絵のかわいらしさ、話の素晴らしさにいっぺんに引き込まれてしまいました。

    娘は、時にこんに感情移入し幼いあきを慈しみ、時にあきに感情移入しこんに甘え寄り添い、さまざまな温かい感情をこの本を通して追体験しているようでした。

    ぬいぐるみのこん。

    あきの保護者然としたいじらしいぬいぐるみですが、どこかとぼけた味わいと共に、一抹のものがなしさが漂うキャラクターでもあります。

    あきの成長につれてこんがあきにしてやれることは少なくなり、一緒にいられる時間もどんどん短くなることでしょう。あきの成長は喜ばしいことであるのと同時に、こんとつかず離れずの幼児期の終わりを、少なからず予期させることでもあります。

    だからこそ終わり間近、あきが砂丘に埋められたこんを救いだし、二人で海を眺めるシーンが言いようもない寂寥感をかきたてるのだと思います。

    まだ2歳の娘が大きくなって、もし自分でこの本を読み返すとしたら、きっと今と同じようにあきやこんを愛おしむことでしょう。
    そうして、ぬいぐるみと楽しくおしゃべりができた、かけがえのない自分の幼児期のこともほんの少し思い出すんじゃないかな、と母は思います。

    (余談ですが、こんがお弁当を買う場面にピーターラビットシリーズのマクレガーさんを発見!細かい描写に嬉しくなりました)

    投稿日:2013/10/15

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  • やはり名作!

    有名なので、一度図書館で借りて好きだったようで、
    2歳の息子が「また読みたい」とのことで、二度目。

    林さんの温かい絵と、ぬいぐるみのこんと、あきのキャラがとても魅力。
    ストーリーは、全般的に温かい話ながら、
    場面展開が頻繁にあり複雑で、
    ちょっとドキドキしたり、私の胸もきゅっと痛む部分があったり、
    読んでいて、ちょっと冒険心を味わえるものです。

    2歳半前児にはページ数も多いし、字も多いし、読めるかなと心配だったのですが、
    でも、結構大丈夫でした。
    電車の絵も数ページあるので、乗物好きでもOKです。

    「もう一回」と言われたら、買おうかな。

    投稿日:2013/08/29

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  • 素敵なおはなし

    心優しいこんと、純真なあきとのかわいいお話で心温まる素敵な絵本です。

    大好きなあきを心配させないように、ケガをしても「だいじょうぶだいじょうぶ」と言うこんにジーンときます。

    娘も一人っ子で、こんのようにいつも一緒のぬいぐるみがいます。お話に共感するのか、入り込んで読んでいます。

    お気に入りで度々読んでいる一冊です。

    投稿日:2013/08/21

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  • 健気なこんが可愛くて!

    林明子さんの絵本はどれも大好きですが、母親の私が一番好きなのはやっぱらこれかなあ。
    もう、読むだけでなんだかほっこりして、映画を一つ見終えたような気分になります。そもそも、こんはぬいぐるみなんですが、冒頭からすっかり生きているような自然な描き方で、すんなりと私たちをこんの生きているファンタジーの世界へ引き込みます。
    そして、こんはアキが産まれた時から一緒にいるので、アキのお兄さんのような、保護者のような気分でアキをリードするのが何だかとても新鮮です。
    大抵、ぬいぐるみは主人公より小さいし、主人公の方がリードする物語が多い気がするのですが。
    でも、やっぱりぬいぐるみだから、リードしきれず、失敗やハプニングもあって・・・読んでいるこちらもドキドキ。
    息子もこんが埋まってしまう場面で毎回「あきちゃん、そこ!こん見えてるよ!」と言います。それだけ、入り込める物語なんですよね。
    後半ドキドキしたあとの、おばあちゃんが出てきてからの安定感!もう何一つ心配ないような気分になって、温かくラストを迎えます。
    子どもと一緒に最後、「よかったねえ」と笑い合える、本当に大好きな絵本です。
    3歳くらいから、男の子も女の子もぜひ!

    投稿日:2013/06/30

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  • 2人はいつもいっしょに

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    あきが赤ん坊のころから2人はいつもいっしょに育ってきました。
    2人がおばあちゃんの家に行くまでのお話が感動的でした。
    おばあちゃんの家までの旅も2人なら安心かな。
    あきの面倒を一生懸命見るこん、こんを案じるあき。
    2人にはしっかりと絆があるんだなーと思いました。
    林明子さんの描く子供は本当に愛らしいですね。
    あきのくるくる変わる表情が魅力的でした。
    娘も林明子さんの絵本は好きなようです。

    投稿日:2013/07/02

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  • 「怖い」を乗り越えて

    子供が2歳になってすぐの頃、友人に名作と聞いて買いました。
    最初は犬がこんを連れ去る場面が怖かったみたいで、あまり読みたがらなかったのですが、2歳半になった最近、お気に入りになりました。場面ごとの印象より、物語を追う楽しさが勝ったのかもしれません。
    それから少し前に妹が生まれたので、赤ちゃんを見守るこんの気持ちも少し分かるようになったのかもしれません。
    砂丘にも興味を持っています。「大きな砂場みたいなところだよ」と説明すると、「行きたい!」と言うようになりました。

    投稿日:2013/06/24

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  • 二人の友情を感じます

    5歳の息子に借りてきました。
    女の子とぬいぐるみが主人公なので息子の反応がどうか
    心配しましたが、意外と気に入った様子でした。

    確かに知らない土地へ子供だけで行くのは
    ものすごい冒険話なのですが、私はそれ以上に
    この二人の友情というか絆をすごく感じました。
    知らない土地で二人きりだと大人でも絆が強くなりますよね!

    一緒にデッキでお弁当を食べたり、
    相手を探したりおんぶしたり。
    こんがいつも言う「だいじょうぶ、だいじょうぶ」に
    きっとあきは何度も安心させられたことでしょう。

    相手を思いやる気持ちが伝わってきた1冊です。

    投稿日:2013/05/27

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