図書館で司書の方から4歳の甥っ子にすすめられた絵本です。
自分で選んだ絵本ではないので、「それ面白いの???」と
あまり気が進まないようでしたが、
読んでやると、すぐに話しに引き込まれていった様子でした。
こんとあきの旅行は、次々と訪れるピンチにハラハラどきどきさせられます。お弁当を買いに行ったはずのこんが戻ってこない・・・
こんが犬にさらわれて・・・・
読みすすめるうちに甥っ子の顔も真剣になり、
心配そうな表情でページに釘付けでした。
あきのことが大好きなこんは、あきに心配かけまいと「だいじょうぶ、だいじょうぶ」といつも言ってくれる。
こんのことが大好きなあきは、いつもこんを心配している。
そんな二人の優しい気持ちに、読んでいる方も優しい気持ちになれました。
絵本を読み終わって、甥っ子が
「よかったね、こん、助かって」とほっとした笑顔でつぶやいていました。
もちろん、それ以降、この絵本は甥っ子のお気に入りで、しばらくは毎晩寝る前に読んでいました。