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もじゃもじゃペーター」 みんなの声

もじゃもじゃペーター 作・絵:ハインリッヒ・ホフマン
訳:佐々木 田鶴子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\2,420
発行日:1985年
ISBN:9784593521197
評価スコア 4.3
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みんなの声 総数 19
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  • 詩のような文体のショートショート

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子23歳、女の子18歳

    ドイツの子どもたちの道徳指南書みたいな絵本だそうです。
    中でもこの「暁教育図書」が出した本書は、日本版を出すときに、一番ホフマンの原稿(初版)に近いものを探し出して作成されたのだとか。
    (実は、現地ドイツで、あまりにも人気のある作品なので、いろんな「もじゃもじゃペーター」が出ているらしいのです)

    大人が読むと、なんて結末。とびっくりしてしまうラストも多いショートショート作品ですが、詩のような文体とさっぱりした描き方で、怖い結果のわりにむごたらしいイメージはあまり感じさせません。
    キリスト教徒でない日本人が見たり聞いたりしても、道徳的な部分の効き目は少ないかもしれないですが、
    ドイツの子どもたちなら大抵一度は読んだことのあるという絵本、読んでみるのも面白いですよ〜。
    付録によると、せたけいこさんはご自分も小さいときに読んで、自分のお子さんたちにも読み聞かせをしてたというので、子どもたちに読んでみてもいいかもしれません。、

    投稿日:2018/06/13

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  • 怖いです!

    表紙から強烈な絵に、ちょっと引いてしまう私でした。もじゃもじゃ頭だけでなく、伸び放題の爪の方が苦手で、身震いまでしてしまいました。とにかく読んでいて怖かったです。怖いのは、やっぱり苦手な私でした。内容もですが、絵までも苦手でした。

    投稿日:2018/02/23

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  • 思春期にもOKでは

    現代のお母さんは、とんでもない絵本だわ!と言うのかと思っていたら、こちらでは高評価。さすが。

    ドイツ帰国子女の若者が、小さな頃好きだったと挙げたのでチョイス。
    すんごい内容に、文字通り頭ごと「えええ」と引きました。
    そしてヨーロッパでは、悪い子にはサンタクロースがおしおきに来るという伝承を思いだしました。
    悪魔のような風貌のサンタが、おしおきはすれどプレゼントはくれません。
    躾に厳しいのですね。
    昨今の日本にも少し必要かも。

    これをしなかったらこうなる、と、ちゃんと理論的(?)なのがいいですよね。
    やたら現実主義で騙されなかった娘にこういう本を読みたかった。
    話を盛って子供をこらしめるのは、日本の昔話っぽくもありますね。
    ブラックな世界を好む思春期にも合った絵本ではないでしょうか。

    投稿日:2016/07/28

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  • もじゃもじゃだぞ〜っ

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     ホフマン先生、一生懸命になって息子にクリスマスプレゼントつくりました。
    世間が何と言おうと、これは父から子どもへ届けた
    会心の手づくりの絵本です。
    マザーグース以上に、父なりの愛情を示したかったのかな。
    ちょっとお医者さんの悪い癖で、こわいことも耳打ちします。
    でもいいことすれば、たくさんいいプレゼントがあることを
    しっかりと前置きしています。
     絵本など選べなかっただろう19世紀半ばのお話です。
    自分のために描いてくれた絵と歌、きっと宝物になったでしょうね。
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    投稿日:2014/08/20

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  • マザーグースのよう

    もじゃもじゃペーターは、インパクトのある表紙で
    知ってはいましたが、手に取ったことがなく、先日
    子どもに向けて書かれた最初の本というようなことを言われていると
    聞き、恥ずかしながら初めて最初から最後まで読みました。
    短編集なんですね。
    紹介してくれた人が、
    おどかしてしつける古典絵本だと言っていた理由もわかりました。
    でもどことなくユーモラスで、でもちょっとこわくて、
    なんていうか、せなけいこさんの
    ねないこだれだを思い出すような雰囲気です。
    本当に古典って感じですが、リズムのある文章で訳されているので
    堅苦しくはないし、十分現代の子どもも楽しめると思います。
    ちょっとこわいところがミソですね。

    投稿日:2014/07/10

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  • すごい・・・

    怖い本が読みたい・・ということで、探してきました。

    怖いといっても、いろいろな怖さがあると思うのですが
    この本は、娘いわく「グロい・・」
    おまけに「オチがない・・」とのこと(キビシイ・・)

    教訓めいたお話なのでしょうが
    読み進めるほどに、親子でドン引きになってしまいました。
    指しゃぶりしたら、親指が切り落とされるというお話には
    娘はふるえあがっていました。

    読むほどに、不思議な世界が広がります・・・。

    投稿日:2014/02/09

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  • 強烈

    みなさんのコメントにあるように、かなり強烈な絵本でした。
    絵もお話も、合う合わないの好みがハッキリとわかれそうですね。
    うちの子供たちは、あまり好みではなかったようです。

    かわいらしく楽しい絵本もいいですが、たまには、こういったお話も気分が変わっていいなと思いました。

    投稿日:2013/04/15

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  • ドイツの「しつけ」本

    読み聞かせ講座で、紹介いただいた絵本でした。

    100年以上も前に子供に贈る為に作られた絵本。

    今もドイツの家庭には、この本が置いてあるんだとか・・・

    実際には、すごくすごく小さな本でした。

    日本で出ているのは、こちらの絵本以外に「ぼうぼうあたま」というタイトルでも出ています。

    内容は、少々過激ですが、子供の為の「しつけ」本ですね。

    1度は、読んでみる価値あると思います!!

    投稿日:2012/01/29

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  • 子供の頃にも読みました!

    自分が小学生だった時、スープを飲まなかった男の子のお話を弟と大笑いして読んだ記憶があり、つい最近偶然この本の「スープ・カスパーのおはなし」に再び出会った時にはホントびっくりしました。
    リズムのよい詩的な文章、衝撃的な絵、本ができるまでの経緯に、こんな本だったんだ・・・・とまたびっくりしながらも、「お母さんが子供の頃読んだんだよ」と言って一緒に読みました。
    内容的に賛否両論のようですが、9歳の長男も6歳の次男も大爆笑でした。
    うちでは大人気の本です。

    投稿日:2010/12/29

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  • 噂通り強烈なお話でした

    レビューを見てとても興味を持って借りてきました。

    たしかに強烈で、残酷とも言えますが、私が小さい頃に両親が私に危ないことをさせまいと脅した文句などとよく似ています。子供に危ないことをさせまい、衛生的に過ごしてほしい、友人との間にはマナーが必要だ、など、子供のためを思うからこそ本気で分からせたい内容ばかりです。

    一つ一つの話が短く、無駄な展開がなくて分かりやすい点も良いと思います。

    作者が息子のためにこの絵本を作った当時、(作者が満足できなかったという)子供の絵本がどんなものだったのかにも興味を持ちました。

    投稿日:2010/10/29

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