呪いでカラスにされてしまった7人に兄さんたちを探しに勇敢な旅に出る女の子です。とても怖いお話ですが、女の子の兄さんたちを思う気持ちがとても素敵です。お日さまが乱暴な魔物で小さい子供たちをむしゃむしゃ食べていたり、お月様が冷たくて恐ろしい悪者なのもびっくりしてしまいます。お星様が優しくて親切だったのが安堵できました。7人のにいさんたちを助ける為に自分の小指を切り落としたりとにかく怖かったです。小人も少し怖く画かれているのですが、見かけだけで判断してはいけないことに気づきました。ハッピーエンドは結構あっさりとしていてよかったです。一番末っこの兄さんのズボンは、カラスになっても赤いズボンを履いていてわかりやすかったです。家に帰っておとうさんやおかあさんの笑顔もみたかったです!