リサシリーズを読み続けてきた5歳孫娘、この絵本にはだまりこんで聞いていました。
今回はちょっとリアル過ぎたかも。
とういうのも、なかまはずれもシラミも孫娘の保育園生活で現在進行形の体験だから。
「きょう、なかまはずれになっちゃった」は孫娘の最近のつぶやきですし、「シラミがはやっています」は先日の保育園だよりに載っていたことです。
むろん、この絵本を読んだ日のシャンプーは、 丁寧に、そして「○○ちゃんにシラミがいるの」という孫娘に、パラディせんせいよろしく「シラミがわくのは不潔だからじゃない。シラミって移りやすいから、誰にわいてもおかしくないの」とフォローしました、が。
ところで、意地悪したベルティーユがみずぼうそうにかかった最終ページ、孤独を体験したリサが、「ざまーみろ」とも見えますが、「かわいそう」と同情していると見えなくもありません。
リサはどっち? そして読み手のあなたは?
「リサシリーズ」真骨頂の1冊ではないでしょうか。