「リサのすてきなスカーフ」 みんなの声

娘が４歳の時に読みました。
タイトルの素敵なスカーフに隠された秘密が
「シラミ」だったとは！

別に絵本にしてはならない題材ではありませんが
私も相当なカルチャーギャップを覚えました。
良くも悪くも凄いなフランス。

実際に流行ってはいなくても、たまに保育園の園だよりで
シラミに注意！とお知らせが来ます。日本も決して
過去のモノとして扱っていいものではありません。

シラミが移ってしまっい辛い思いをしている子への
偏見という更なる仕打ちは、可愛いお話を期待して
いた娘にはきつかったようです。

最後にお友達のパーティーに参加者がいなかった
オチは「因果応報」と言いたかったのか？あまり
読んでいて気持ちの良いモノではありませんでした。

きっとすてきなスカーフの可愛いお話なんだろうと思って手にとってみたら、シラミのお話でビックリしました。
テーマも、いじめ・仲間はずれといったものです。
ガスパール、リサパパやバラディせんせいの深いやさしさには、とても感動しました☆
でも、心がぽかぽかするといった絵本ではない感じ。
ちょっぴりリサの嫌味なところが、出すぎかな。
いくら仲間はずれにされちゃったとはいえ、なんか悲しいです。
最後のベルティーユのくだりも、子供向け絵本としては必要ない気がします。
前向きにいい面だけ捉えられれば、とてもいい勉強になると思うので、読み聞かせるときは、うまく解説をいれて読んであげたいです。

この絵本初めて見たときシラミのお話でびっくりしましたが、近所の幼稚園や保育園でシラミが流行っていたので、これから娘を幼稚園に通わせる私にとってとても参考になりました。
シラミになっている子のことをうわさしたりからかったりする子や仲間はずれにしてしまう子もいれば、かばう子もいる。
シラミになってしまった子をささえる家族のあり方、先生のあり方が上手に描かれていて読めば読むほどこの本の奥の深さを感じました。
娘もとても気に入り、何度も読み返しています。
おねえちゃんのビクトリアは「これじゃ髪の毛が痛んじゃうわ」と相変わらず笑わせてくれました。

学校の入り口にぶら下がっているシラミ人形に笑えました。ちょっと不

気味なんですがなんともユニークな可愛いお人形です。

リサが困っている時にはやっぱりパパ、ママの愛情がとても感じられて

よかったし、ガスパールもやっぱりリサにさり気ない思いやりのある

言葉もよかったです。

シラミがうつるからといってもやっぱり一人だけお誕生パーティに呼ば

れないのは傷つくと思いました。

どの年齢でも仲間はずれにされるのは嫌だなあってつくづく思いました

リサのスカーフはとってもお似合いで可愛かったです。

リサ＆ガスパールが大好きな私の影響で子供達も好きになり、
うちにあるこの絵本も私の物です。

リサがなぜスカーフをしているかと言うと
学校で流行っているシラミがリサにも移ってしまい・・・
子供達は「しらみってなあに？」と興味津々。

個人的にはリサが姉妹でシャンプーしてるシーンが可愛くて好きです。
シラミのせいでお誕生日会に呼ばれなかったり、
なんだか自分の子供時代を色々と思い出すような内容です。
最後の落ちにちょっと笑ってしまいました。

リサ＆ガスファンはもちろん、親子で読んで色々話して
見ると楽しめると思います。

今回のリサとガスパールは、ちょっと重い題材です。
「リサのすてきなスカーフ」という題材からは思いもよらない展開。
手短に言うと「人をいじめると天罰下るわよー」という内容です。
キーワードとして「しらみ」が出てくるのですが
私世代でもリアルでしらみを知りません。
時代設定はいったいいつなのでしょう。
しらみがわいたリサはいじめられ、パーティーに呼ばれなかったのですが、
そのパーティーも水疱瘡でおじゃん。
なんかちょっと考えさせられる内容でした。

アングットマンさんの作品だったので選びました。表紙は緑とピンク色の色のコントラストが実に素敵でした。今回はリサの行動よりもリサの先生と御父さんの対応が気に入りました。先生は心の中が分かる素晴らしい人だし御父さんはリサを慰めるでもなくリサの友達を責めるでもなく”そんなこと忘れてしまいなさい”と娘に声をかける。そんな素敵な人たちに囲まれて幸せだなと思いました。心の優しい人たちに囲まれて暮らせば本当に幸せ頭委事が伝わってくる絵本でした。お祝いは誕生日や記念日だけでなくリサのお母さんの様な祝い方も素敵だなと思いました。私も真似したいと思いました。

｢リサとガスパール｣シリーズを読むのは、日本に行くに続いて２作目です。
他の方の意見を見ると賛否両論ですが、読んでみて私も成程と思わざるを得ない内容でした。

しらみが物語に出てくるのは良いですし、学校にしらみ人形を吊るすというのがフランスの風習だとしたら、結構いいなと思ったりしました。
でも、しらみの卵がいたリサだけを誕生パーティに呼ばなかったり、そのパーティの主催者が水疱瘡になって、結局行われなかったというオチは、絵本には相応しくないと思います。

しらみが居なくなったお祝いにスカーフをプレゼントしたということから表題になっているのも、話の繋がりが余り感じられないので、違和感を覚えました。

読み聞かせしてあげた小学校１年の次男の評価は、面白くないでしたが、このシリーズはストーリーが面白いと聞いていたので、少し残念な気がしました。
シリーズものって難しいので、他の作品を読んでみてから評価してみたいと思います。

ある朝、リサが学校へ行くと 「 シラミ人形 」 がぶら下がっていた。これは学校でシラミが流行っているしるしです。

さぁ、そこでまたまた絵本にはリサの珍ストーリーがはじまるのである。
リサの頭になんとシラミの卵が見つかったのだ。さぁ、大変！！！！　どうする、リサ？？？
今回の結末はとってもシュールで面白い。読んでからのお楽しみかな★

今回のお話は、１回読んだだけでは、ウィットにとんだ展開で、分かりにくいけど、２回読んで見ると爆笑だ！！！　子供の読み聞かせるというよりは、大人が３コマ漫画を読んで楽しむと言った内容になっています。
絵本としては、いじめや偏見をテーマにしているのだろうけど、子供にはちょっと分かりにくい内容なので、上記のような評価にさせてもらいました。大人が読むなら、星４つのなかなか良いと思うかな〜。

お洒落なリサ＆ガスパールのお話にしてはかなり衝撃的な展開です。
なんとシラミが移ってしまったリサのエピソード。
友達から心無い扱いを受けますが、先生や両親が優しくフォロー。
でもね、ラストのオチは何となくわかりますが、
ちょっと引いてしまいます。
自戒としてはいいですが、もし、いい気味だ！というのでしたら、
イエローカードでしょうね。
子ども達に読んであげる時は少し配慮が必要でしょうか。