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本の存在も知っていて、内容もおぼろげながらわかっていてもなかなか手が出せない本があります。 『ひろしまのピカ』は私にとってはそんな本の一冊でした。あまりに悲惨な出来事をどう子どもと受け止めていいのか、苦手意識の方が勝っていました。 小学四年生の国語の教科書に紹介されていて、折しも福島原発での事故があり、私自身今年の夏は原発・原爆関連の本を三十冊以上読んだでしょうか。 過去の出来事、特に戦争のような痛ましいことについては、大人がまず知っていること、語り継いでいくこと、風化させないという意識が必要なのだと思います。 こういうことは、子どもとの信頼関係があり、身近で話ができる立場にいる親なり先生なりがするのが一番伝えやすいように思いました。 絵が訴えかける力の大きさにたじろぐ思いがましたが、繰り返し伝えて行けたらと思っています。
投稿日:2011/11/06
私は、戦争を経験していません。私の親もしていません。 けれど、娘は「戦争って何?」と聞いてきました。 答えてあげたいけど、本当のところはわかりません。 そんな時にこの本を読んでみました。 「まだ理解できないかな?」「文章も長いし、かわいい絵でもないし、飽きちゃうかな?」 「それに、リアルすぎて衝撃が大きすぎるかな?」と思いながら読みました。 他の戦争の本よりもリアルな迫力の絵。 服ははだけ、胸もあらわな女性や、 川に浮かぶ死体の絵。 必死というより、壮絶な形相の人々。 その描写は、戦争を知らない私でも、その世界にいるような気にさえなる物でした。 読み終わった後、娘は数秒考えたように、一呼吸置き、 「こんなことになるのが戦争?そしたらなんで、大人はこんな戦争をしたんやろう?戦争でよかったことなんかひとつもないやんな?」と言っていました。 きっと、私が口で「戦争とは?どうなるものなのか?」を話しても、娘はこんな風に感じるまでにはならなかったと思います。 5歳では、早いかな?と思って読みましたが、 5歳児は5歳児なりに、何かを感じ、大人も何か感じる事の出来る絵本です。 早いかな?という不安は余計なものでした。 世界中の人に読んで欲しい一冊です。
投稿日:2007/09/03
息子たちの小学校では3年生の国語から戦争もの(ちいちゃんのかげおくり)が登場します。 小学生にとって「戦争もの」は、古典なのだと思います。 昔の話を読み解いているような印象。 何かきっかけを・・・と思い、この絵本を思い出しました。 自分自身が小学生のときに手にしたときには、「怖い」「裸が恥ずかしい」という印象でした。 大人になって手にしてみると、これは子供に伝えなければならないと使命感を与えてくれました。 絵本を読んで、埼玉県東松山にある丸木美術館にも足を運びました。 インパクトのある絵だからこそ、余計な大人の語りはいらない、そんな絵本です。
投稿日:2023/07/25
戦争の絵本の中ではかなりリアルな描写の絵本です。 人がもがき苦しむ姿、家族と離れ離れになって彷徨う姿など、小学生の私にとってはとても怖い絵本として、今もなお印象に残っています。 でも自分が読んで30年以上経っているとは思いますが、やはり我が子が戦争について勉強する機会が多くなり、その際に、どの絵本が良いかと考えた時に、真っ先に思いつくのがこのひろしまのピカです。 戦後60年を超えて、実際に体験した方の数が減っている中で、やはり形として残っている絵本は貴重な資料です。 実際のむごさ、まるで地獄絵図のような様子は衝撃を受けて子どもには刺激が大きすぎるかもしれません。 けれど、やはり戦争を知るうえでは避けては通れない部分だと思います。 親子で、一緒に戦争を考える絵本としてはとても良いと思います。
投稿日:2017/06/26
広島に落とされた原爆がどんなものだったかということが 生々しく伝わる1冊だと思います。 だからこそ、 読み聞かせ等で選書する際 「どういう風に伝わるかな・・」と深く考えてしまうと 躊躇してしまう本でもあるような気がします。 伝えたくないわけではないけれど その伝え方は、この絵とこの文なのかなぁ・・と 私は思ってしまいました。 日本人だからこその感性なのかもしれません・・・。
投稿日:2016/09/06
戦後71年が経ち、当時を知る人の数は、ぐっと少なくなりました。 あの時何が起こったのか、そのあとどうなったのかが、淡々と描かれています。 淡々と描かれてはいますが、真実を伝えたいという想いと、後世への願いが、とても伝わってきました。 「地獄も、これ以上恐ろしゅうない!」 もしもこの中に、自分が、大切なひとたちがいたらと思うと、本当に恐ろしいです。 「ピカは、ひとがおとさにゃ、おちてこん」 何が起こったのか、真実をしっかり受け止めて、二度と繰り返してはいけないことだと感じました。
投稿日:2016/08/23
この絵本は,親の私が子供の頃からありました。 小学校の学級文庫にもあったと思います。 私自身も子供の頃に何回も読みました。 まずはイラストがとても衝撃だったこと,とても覚えています。 こんなことがあったのかという恐怖と悲しみに子供ながら胸が痛かったです。 そして大人になった今も想いは同じです。 世代に関係なく年齢に関係なく,日本人として未来を守る一人の人間として読むべき絵本です!!
投稿日:2015/02/19
この一説を読んだだけで、どうしようもなく涙が流れて来ます。戦争を起こすのも人間だし、戦争を辞めるのも人間。戦争で苦しむのも人間。全部人間の手によって引き起こされている事。戦争の悲惨さを直球で感じられる絵本です。我が子は怖いのか決してこの絵本を絵本棚から取っては来ません。
投稿日:2014/10/08
戦争をテーマにした絵本は、他にも読んだことがあります。 でも、もしかすると、今までで一番の衝撃を受けたのが、こちらの作品だったかもしれません。 絵の迫力、文章の生々しさ。 まさに地獄としか思えませんでした。
投稿日:2012/11/13
世界遺産の広島ドームが気になってる娘に図書館で借りて読み聞かせました。 初めは、何も感想を言わず、ただ聞いていただけでした。あまりぴんと来ていない様子でした。 その後、二度三度、読んでくれと言われたので、じわじわと感じるものが出てきたのだと思います。 読み聞かせしている私の方は、絵が脳裏に焼きついてしまい、戦争の夢を見てしまいました。
投稿日:2012/08/07
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