「ぼくのパンツがぬすまれた！」 みんなの声

本来はとっても弱〜い立場になるはずのオオカミの捕らわれた子羊。
でも、オオカミのパンツがなくなって、パンツを編んであげるからにがして。
の交換条件から立場が逆転しちゃった！

案外、かわいいところもあるオオカミ君に
賢い子羊の設定もおもしろい。
それに、オオカミ君の彼女も同じ様な柄のふくを着てるってことは？
って２人のオオカミがこのちいさな羊に騙されたか〜？なんてクスッとしちゃう。

それにしても、どうしてオオカミ君のパンツ穴が開いてるの？

娘に大好評だった本です。パンツが盗めまれたのですが面白すぎます！最後の最後まで読んでください。もちろん裏表紙まで。思わず笑っちゃいます。このあとパンツをぬすまれたおおかみくんの運命が気になります。

この絵本、なかなかおもしろいな〜！と思います。

絵本の中の常識的だったものが、覆っているところがポイントなんですけどね・・・

今まで大半の絵本は、オオカミはとっても強くて、弱い動物を食べてしまうというストーリーでしたよね。

でも、この絵本の中に出てくるオオカミは、ちょっとオッチョコチョイというかぬけている？というか・・・

食べようと思って捕まえたひつじに、自分のパンツを食べられてしまいます。
賢いひつじは、パンツを作ってあげるから助けて！とお願いします。

で、パンツが1枚しかないオオカミは、ひつじにパンツを作ってもらって、にがしてあげるのですが・・・

ひつじの方が一枚上手だったんんです。
それは、絵本の裏表紙をみてみてくださいね。

あのちょっと変わった、大胆な作品『はなくそ』を書いたアラン・メッツ氏の作品。
今回も何かを予感させるタイトル。
捕まえたひつじに１枚しかないパンツを食べられてしまったおおかみくん。
逃がすかわりにパンツを編んでもらった。
だって、これからデートなんだもん！
その彼女もなぜか黄色と黒色のしましま服。（おそろいだ！）
息子「きっと彼女もひつじをつかまえたんだけど、服を食べられたんだよ」
確かに確かに・・・
一番気になったのは、おおかみくんのパンツからおしりがみえて、しかも、パンツがほつれている事。
もしかしてもしかして・・・・。
想像でき、わあ〜と思ったそうです。

おおかみが子羊をつかまえました。
明日、彼女と一緒にこいつを食べよう！
おおかみは楽しみにしてベッドに入りました。
絶体絶命の子羊が考えた作戦は？
おおかみが脱ぎ捨てたパンツを食べちゃうんです！
う〜ん、紙を食べるヤギならわかるけど・・。
翌朝、パンツがなくなったおおかみは大慌て。
（パンツは一つしかない）
さてそこで子羊が・・・。
子羊はおおかみをだしぬいて逃げることに成功します。

おおかみはなぜパンツを頭からかぶったのか？
たまたま彼女とおそろいのガラになったの？
なんだか設定に違和感がありちょっと物足りなかったです。
「アラン・メッツ」しかもタイトルに「パンツ」と
ついたので期待しすぎていたのかもしれませんが・・。