「くろねこ・ふうたシリーズ(2) ふうたかぜまかせ」 みんなの声

ふうたくんはヨットにも乗るんですね。
かぜまかせにいく出会うものたちに、
最後はふうたくんも
かぜまかせ、と言います。
きっと気持ちのいい風だろうな、
とってもシンプルな絵と構成なのに
爽快な気分になります。
海が好きなのですが、
海に行きたくなる、そんな絵本です☆

時には、かぜまかせでも、どうにかなるんですね〜
いつもいつも予定をしっかり組まないと気がすまない性格で、ひとりであれこれ考えすぎて勝手に疲れちゃう。そんな私は、いつも夫に「もっと適当でいいんだよ」と言われます。

この絵本にも同じことを言われたような気がしました。

「どこにいくんだ！」「さあね、かぜまかせ〜」と言われて、サメたちも拍子抜けしたのでしょうね。

ふうたくん、無事でよかったです。

かぜまかせもいいなーと思えるお話でした。
いえ、実際はたいへんなことになるでしょうが。
ゆったりとかぜまかせに…そんな風にのんびりしたい時があるよねと思いながら読みました。
…ふうたはこのあと、どこまでいったのかな？

くろねこふうたシリーズ2冊目です。
1冊目は「さかなつりがだいすき」がテーマでしたが、
2冊目は「ヨットがだいすき」です。
すれ違ったかもめ、タンカー、クラゲ達に
「どこ　行くの？」と聞かれては、
「どこでもいいの　かぜまかせ」とふうたくんは答えます。
風が止まるともちろんヨットも止まります。でも別に止まってもへっちゃらです。
こんな風にのんびり風まかせ、な時間も必要ですね。

船にのり、風まかせで進んでいくふうた。

シンプルで、もう少し長くてもいいのですが、自由な雰囲気があって、そこがとても良いと思いました。

船（ヨット）の旅、ちょっとしてみたくなりました。わが子も、面白そう、と言っていました。船上の風は気持ちよさそうですね。

ヨットにのって、風のままに旅に出るふうたくんの絵本。

娘は、読んで「こわ！」と言っていました。なぜ？と聞いたらどこに行くかわからないから、ですって。

でも、ほんわかした絵本で、怖くはないですよ。

1−3歳におすすめ。

ちいさなヨットでうみに出かけたふうたくん。あうひとみんなに、どこにいくの？と聞かれるのですが、ふうたくんはきまって「どこでもいいの。かぜまかせ」と答えます。
そののんびりした雰囲気がとても心地よくて、自分も一緒に海の上をプカプカ浮かんでいるような気分になりました。
途中、ちょっとドキドキすることもあるのですが、ふうたくんののんびりスタイルは変わりません。
ふうたくんに「肩の力をぬいてごらん」と言われているような気がしました。

かぜまかせな旅、いいですね。憧れます。でも、私は泳げないので、やっぱり無理かしら.. しかも、ふうたみたいにサメに囲まれちゃったら、もう駄目かもしれません。「かぜまかせ」と言う言葉には、なんだか精神的な余裕があるような気がします。そして、今時は、あんまり耳にしないような.. きっと昔は、コンピューターとか今の時代と比べて色々なものがなかったし、もっと1日が長かったのかもしれませんね。そんな時代の余裕を感じさせられ、その風潮？みたいのものが、子供が読む絵本にも反映されていたのかと思うと、いい時代だったのかもしれませんね。

毎日せかせか、早くしなさいって
子どもに言ってしまう私。
こんなふうに風任せでのんびり暮らせたら
さぞいいだろうなあと思いました。
しかし！
赤ちゃん絵本というにはちょっと
大人っぽいテーマだと思いますが
外見は赤ちゃん絵本。
そこのギャップでなかなか売れず絶版になったのかも…と
ちょっと余計なお世話ですが感じました。

小さな子供がヨットに乗って海に出ることなんて，そうそうないでしょうから，このお話は子供にとっては夢のような，まさに絵本の醍醐味ですね！
「かぜまかせ」，大人にとってはそんな気ままさが癒されました。
時にかぜにまかせるように〜そんな時があってもいいのかも知れませんね。
疲れている大人にもほっこり元気がもらえる絵本かも！です。