小さい読者さんは、オンヤがうらやましいでしょうねぇ〜。
極北に近い所に棲む動物たちに助けられ、サンタさんのところへ向かうオンヤ。
サンタさんのお手伝いをするためです。
サウナにオーロラ、ジャコウウシなどから、私は舞台をフィンランドとイメージして読みました。
私の住む町も冬厳しい雪国ですが、こちらの寒さも随分厳しそうです。
その中、雪原に歩を進めるオンヤの頼もしい姿、その傍らには必ず導いてくれる動物がいます。
大きな体の動物とオンヤちゃんのツーショットは、動物の大きさを際立たせてくれます。
エンディングに近いページで、トナカイとのシーンは、見事な出来栄えです。
写真絵本として、理想的な作品だと思います。
オンヤちゃんのご両親は、ステキなプレゼントをオンヤちゃんに作ってあげたんですね。