「かげ ひかり」 みんなの声

こどものともが好きなのでこの絵本を選びました。影と光りの様子をとても上手に表現しているのが良いと思いました。影を最初に描き、何が次に登場するのかを想像する力を養えるのが良いと思いました。色もとりどりで娘も目を見開いて眺めていました。繰り返し登場する言葉も心地良かったです。

影って身近にあってとらえどころのない不思議な存在。
そんな影を取り上げてくださった元永さんに拍手！
「ひかりがあるからかげがある」のですが、
そんな影も、けっこう味がありますね。
影や光の不思議な絵に、それにまつわる言葉が楽しいです。
音読するだけで、そこにも不思議な音の世界。
耳だけでも楽しくなってきます。
わからん！も立派な感想。
自由に楽しんでほしいです。

元永定正さんの、意味があるようなないような文と
目に飛びコンテ来るイラストとのコンビネーションがひかる一冊。
そういえば、1冊前後のころ『がちゃがちゃどんどん』なんて読んだときには、
ものすごーく楽しそうに聞いていたのに・・・。
最近の娘にとっては物足りないのか
「だからなんなの？」とかいうツッコミを入れる始末・・・。
読む時期が少し遅かったようです。

でも、モノには陰と光の部分があるんだーというオチは
なんだかちょっと哲学的で、考えさせられました。

２年前に園でもらってきたときには、子ども達の反応は特になかったので、それっきり読んでいませんでした。
８月の配本だったので、夏になってから読んでみようかと、再度本箱から引っ張り出してみました。
暑い日差しの中で、本を開いてみると、「かげ」「ひかり」の差がまぶしく飛び込んでくるような気がして、意外にも私が喜んで読んでしまいました。
我が家の子ども達は、もう物語へと興味が移行してしまったので、こういうタイプの絵本はあまり関心を示しませんが、小さいお子さんには楽しいと思います。

さすが！元永さんです。
規則性があると思いきや・・・あれ？と思ったり。
言葉が意味不明だったり・・・。
影だけを見て　何の影か当てようとしましたが、
全然あたりませんでした。

息子「よくわから〜ん」とぼやいていました。
娘「「ころころころ」を書いた人だよね。不思議〜」と楽しんでいる様子でした。
影と光。黒とカラフルな色。
不思議ワールドが続いています。