3歳の娘と読みました。
柔らかい薄ピンクの表紙に描かれているイーヨとヤーヨ。
娘によると、イーヨがワンコで、ヤーヨがうさぎちゃんなんだそう。
表紙をめくって、裏表紙に描かれた一面のお花に、
「わーぁ、おはな、きれい!」と喜ぶ娘。
このお花が、本編にとっても深く関わってくるとは、
その時は気付きませんでした。
そして、イーヨとヤーヨの名前の由来?も。
読み進めていって、おぉぉ、なるほどー!と
大人ながらも眼からうろこの落ちる思いの私でした。
娘に、イーヨとヤーヨどっちがすき?と聞くと、
「イーヨがいい!だって優しいもん!」
そうだね。
でも、イーヨとヤーヨが仲良しなのは、
やっぱりヤーヨのぶれない強さや、
最後に見せた優しさにあるんだろうな。
どんないいところも欠点になるし、
どんな欠点でもいいところになる。
いいところと悪いところ、長所と短所って、
実は紙一重になりえるんだということを
この絵本で改めて思い知りました。
読み終わった後は、娘が一言
「ママと一緒に寝たーい!」
もちろん、「イーヨ!」って言いました。
が・・・!
私も、たくさん娘に「イーヨ!」って言い過ぎて、
「甘やかしすぎ!」と実家の母によく怒られます。
たまには「ヤーヨ」って、言わないとね(笑)。