「ぴっぽのたび」 みんなの声

どの絵もやわらかく、やさしい感じで、まさに夢の中の旅というような美しい色使いです。ページをめくるたび、変わっていく季節に目をうばわれ、ぴっぽが夢の世界を楽しむように、次に出会う場面を楽しんで読みました。
大きめの絵本で、絵のきれいさが堪能できます。それになにより、小さく描かれたぴっぽの愛らしいこと！

試し読みで気に入ったので購入しました。
とてもきれいで、見ているだけで幸せな気分になる絵本です。
１歳半の息子もこのイラストの良さがわかるのか（？）飽きずに何度も読んでいます。
こういったふんわりしたテイストはあまり好まないのでめずらしいのです。
特に１番はじめのお花を見てニコニコ笑っています。小さな羊も指さしをして喜んでいます。

美しいイラストで季節の移り変わりが描かれているので、四季が自然に身に付きそうです。
冬の寒さ、さみしさから春の暖かさまでの変化、友達の大切さなど、身につけてほしい感情がてんこもりの絵本だと思いました。

全ページ試し読みで５歳の息子と一緒に読みました。
ひとりぼっちのかえるぴっぽが、夢の中を旅することができる小さなひつじと一緒に、夢の中で季節を巡ります。
美しい絵の中に、自分もすっぽり包まれたような不思議な感覚でした。
５月から始まって、夏、秋、冬を越すと「もうすぐはるがやってきます」。エンディングもとても素敵でした。

まず目を引くのは、表紙の赤！
ページをめくるたびに月が変わり、季節が変わり、色使いがガラリと変わっていくのですが、自然の美しい色を見事に表現した色使いで、ページをめくるのがわくわくしました。本当に美しい！

幻想的でファンタジックで美しい，うっとりしてりまうくらい素敵な絵！
それにふさわしいお話で，夢の中を旅するカエルのぴっぽ。
寂しさ喜び，色々な感情がこの美しい絵の中で描かれています。
大人も十分に楽しめる絵本です！
素敵！！

ボローニャ国際絵本原画展に入選し、イタリアで活躍中の作者だそうですね。
ひとりぼっちのカエルは、眠れずにいた夜、羊を数えていて、
小さな羊に出会い、一緒に夢の中を旅するのですね。
５月から始まり、月を追うごとに、風景は変わり、色々な生き物と出会い、
それぞれの夢に耳を傾けます。
冬になると、いったんは一人になったカエルですが、やはり羊のことが忘れられなくなるのですね。
そして、再会の４月に着地。
各月の風景がそれはそれは美しいです。
やや哲学的な展開ですが、大切なことをそっと感じられるような気がします。
幻想的なので、小学生くらいからでしょうか。

ひつじにのってゆめのなかへ。
ひつじがゆめのなかへはいれるという話はあまり覚えがありませんでした。忘れているだけかもしれませんが。
５月から始まって１２ヵ月間のゆめのなかをいくカエルのぴっぽとひつじ。
ぴっぽのたいせつなともだちのお話でいいなと思いました。

３歳９ヶ月の息子に図書館で借りました。
毎年観に行く、ボローニヤ国際絵本原画展で、
とってもかわいいイラストを描く、気になった作家さんだったので。

カエルのぴっぽと小さな羊が旅をするというストーリー。
12ヶ月の季節の植物や風景が見開きいっぱいに美しく描かれます。
ページを繰るごとに美しい色彩がかなり変わるのに
ちょっと繊細な線で細かく描かれ、
めくるめくような気持ちになり、本当に美しい。
刀根さんワールド全開です。

子どもの誕生月はどんな絵だろう、などと読んでいくのが楽しかったです。
ストーリーは練られたものというわけではありませんが、
息子はとても気に入ったようです。
私も気に入りました。

ひとりぽっちの　カエルのぴっぽと　ひつじのこどもとの出会い
ゆめのたびへ　出発！　空を飛んでる
５月のゆめは　かわいいポピーの花畑　そよかぜにのって
６月は赤い金魚　透き通った　きれいな池　さわやか

８月の海の深い色　　クラゲがぷかぷか　きれいな星空のように　
季節ごとのそれぞれの美しさ小麦畑もきれいで青空に映える

ぴっぽは１２月　　ひつじを置いて　歩いて行ってしまい・・・　「もうひとりでもさびしくないや」

でもね・・・ひつじのことを思いだし探しました
やっとひつじをみつけて
幸せを感じたのです！　うれしいね〜　友達ができるということは　ワクワク　大切な友達に会える嬉しさが　いっぱい

ハッピーエンドの　すてきな　きれいなお話でした
絵が素敵で　引き込まれました

ぴっぽというカエルのお話です。

いつもひとりぼっちのぴっぽ

寂しくて眠れない夜は羊を数えます。

今夜も羊を数えていると

小さな羊に出会いました。

羊は夢の中で旅に出られます。

びっぽは小さな羊にお願いしてついて行きました。

夢の中に入り込んで羊と旅をする

5月の夢から始まります。

それぞれのページの背景が

とてもいい色をしていて季節も感じます。

びっぽと小さな羊は相性がいいですね。

二人の距離がだんだんと近づいていくのが

嬉しいなと思いました。