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ぴっぽのたび」 みんなの声

ぴっぽのたび 作:刀根 里衣
出版社:NHK出版
税込価格:\1,760
発行日:2014年11月10日
ISBN:9784140361177
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,173
みんなの声 総数 67
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67件見つかりました

  • 幻想的な絵本です

    とにかくどのページも鮮やかな色で、色彩が素晴らしいです。
    1年を色で表現しているのかな?そのどれもがはっと息をのむような美しさです。
    ストーリーは、やや哲学的でうちの娘たちには難しいかなと思いましたが、温かさもある幻想的で不思議な物語。
    一人ぼっちのカエルピッポと、羊の夢の旅。
    ずっと二人で旅をする中、ピッポは途中、もう一人でも大丈夫と、離れてしまうのです。
    でも最後には、羊が必要だと気づく。
    こういう経験、大人ならあるのではないでしょうか。
    本当に大切なもの。失う前に気付けたピッポが良かったです。

    投稿日:2021/01/13

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  • 幻想的・優美

    主人公のひとりぼっちのカエルが、絵本『みるなのくら』のように、12の月の風景を旅します。

    大人向きかもしれません。
    癒されたいときに、ゆっくりと絵を眺めたい絵本です。

    色、筆使い、構図、全体が、アートを楽しむ感覚を得られます。

    投稿日:2017/10/20

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  • 絵がとってもきれい

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    ともだちがいない、独りぼっちのカエルのぴっぽ。
    ひつじと一緒に夢の旅をしていきます。
    みんなの夢を渡り歩くのかと思いきや、それぞれの季節の動植物の希望を聞いていくという旅。
    絵本の内容より、そのとても美しい絵に魅了されました。
    幻想的で、きれいな絵が、季節の移り変わりをとても素敵に表していて、そこがよかったです。
    娘は、一緒にいたひつじと別れてしまったとき、悲しくなって泣きそうになっていました。
    これも、絵のちからかな?

    投稿日:2017/04/04

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  • 春までの夢の中の旅

    とても美しい絵に感動します。
    カエルのピッポが、眠れなくて数えていたヒツジさんの群れ。
    その中の子羊と、夢の中を旅するお話です。
    5月からはじまった旅は、新しい季節の旅へと進んでゆき
    雪の中で、ピッポは、一人で歩き、ヒツジを見失ってから
    自分にとってどれほど大切な存在だったか気がついたようです。
    メーテルリンクの青い鳥を思い出しました。

    投稿日:2017/02/21

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  • 泣けます

    ひつじは、友だちなのでしょうか?大切な人・・・家族、友人や兄弟、恋人・・・。ひとは長い人生のなかで、出会いと別れを繰り返します。別れ、去っていった人たち。手を離してしまったあの人・・・いつの日か、再会を果たすときがくるのでしょうか。人生の終わりに。あるいは、天国で・・・

    これは、単に12か月の夢を描いた絵本ではありません。これは人生の旅。春の日もあれば雪や雨の日もあります。そのときどきで、人は夢を描き、願い、一人で、または誰かと、生きてゆきます。人間だけでなく生き物や石や空も夢をみるのでしょう。世界は、そんな夢の絵の具でできているのかもしれません。明るい夢、悲しい夢、厳しい夢・・・世界は、多様で無限で、夢のように掴みどころがない。だからこそ、ひとは誰かを願い、誰かと歩き、誰かと夢を語るのでしょう。

    別れた人、去っていった友、そして、いまは亡き母・・・いつか再会できるのかな?いつか、自分もひつじに再会できるのかな・・・
    読み終えてふと、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を思い出しました。「どこまでも一緒にいこうね」・・・

    しみじみと涙があふれてきました。

    絵の美しさはいわずもがな。しっとりと丁寧に入ってくる文章がまた秀逸で絵の雰囲気にぴったりです。まるで絵が語りかけてくる言葉のよう。
    子供の読者はどんなふうに読むのかな?
    でもこれは、むしろ大人に勧めたいぐらいの絵本です。

    投稿日:2016/11/13

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  • 幻想的な世界に・・

    描き方がなんだか不思議で、読んでいるうちに幻想的な世界に迷い込んでいきます。

    この作者の描く絵が、とても繊細で素敵です。
    本当に夢の世界に迷い込んでしまった感じがします。

    柔らかな水彩画の中に、何か訴えかけてくるものがあり、ひき込まれました。

    読み終わると心がすーっと落ち着いて、穏やかになれる絵本です。
    さすがです。
    作者はボローニャ児童書ブックフェア“国際イラストレーション賞”受賞したと書いてあるのを見て納得です。

    投稿日:2016/10/02

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  • 癒される

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子3歳、男の子1歳

    本屋さんでお勧めされていて、
    まずはどんな話か図書館で借りてきて読みました。

    色鮮やかで、幻想的な世界に
    一気に惹かれてしまいました。

    12か月を旅するのも美しく、
    次はどんな色や風景なんだろうと
    ページをめくるのが楽しみでした。

    子どもも静かに見入っていました。

    内容も素敵で、
    子ども用というよりも自分用に欲しくなりました。

    投稿日:2016/07/14

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  • 一緒に旅をしてるみたい

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    色彩豊かで,どのページも見とれてしまう絵の連続でした.
    ひとつひとつのページをうっとりしながら眺めつつ読んでいると,ぴっぽや小さなひつじと一緒に旅をしているような気分になれて,とても心地よかったです.
    つぎつぎと旅をしていくにつれ気づいたこと,それは友だちがいることの素晴らしさでした.いつもひとりぼっちだったぴっぽでしたが,勇気をだして羊に声をかけ,旅に出たことでひとりぼっちではなくなりました.これからはかけがえのない友達のいる楽しい生活が待っていそうですね.
    入学してたくさんの新しいお友達と出会ったばかりの息子にも,今度読んであげたいです.

    投稿日:2016/04/20

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  • 美しい季節

    絵本のタイトルからは想像できない内容で、それがとても新鮮でした。
    美しい季節が感じられる、まさに季節の絵本ですね。
    4歳の長女は、1〜12月の流れをようやく理解できるようになってきているのでぴったりでした。
    さらに素敵なのは絵の美しさ!
    季節の美しさが際立ちます。大人でも満足のいく絵本です。いやむしろ、大人向けの絵本なのかもしれません。

    投稿日:2016/04/16

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  • 大好きな絵本です

    ひとりっぼちのカエルのぴっぽが子羊と一緒に12か月の夢の世界を旅するお話です。
    そこで出会った動物や植物たちのゆめを聞きながら旅するうちにひっぽは自分のゆめを見つけます。
    決して長い文章ではないのですが、色鮮やかなイラストと合わせて読むストーリーはいろいろな場面を想像させてくれます。
    4歳の息子は絵本を読むときは文章よりもまずイラストに興味を持ち、あれこれと想像することがおおいのですが、この本でもぴっぽの出会うゆめの出来事をあれこれと想像しているようでした。
    最後にはひとりぼっちではなくなったぴっぽを見て「良かった」とニコニコする息子と一緒にとても幸せな気分になれました。

    投稿日:2016/04/19

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