クリスマスの行事が描かれている作品は多々ありますが、この作品では他とはちょっと違う角度から、クリスマスの雰囲気を味わうことができます。
カミナリが落ちて、町中が大停電になってしまうというハラハラのストーリー。
暗い色調の場面が続いて・・・、からの、広場の場面。停電が復旧しイルミネーションがついた広場は、とても明るく光輝いてみえました。
町の中にはスケートリンクがあり、真ん中にはクリスマスツリー・・・。とてもロマンチックなページだと思いました。
そしてなんといっても、とらねこファミリーの自宅のイルミネーション点灯場面。わくわくしながらページをめくると・・・。わあっ、キレイ〜。鮮やか〜!胸が躍りました。
6年におよぶ取材から生まれたストーリー、そして165個の独自のしかけ・・・。
絵本ナビのみどころで、そう書かれていてびっくりしました。
どのページのしかけも、こだわってこだわってつくったものなんですね。
渡辺さんの想いが、本の中から伝わってくる感じがしました。