深く掘った穴の中に、男の子が二人、そしてタイトルも穴の中。なんとも魅力的な表紙に目が釘付けになりました。
サムとデイブがすっごいものを見つけるために、おじいちゃんの家の庭であなを掘っていくのですが、ダイヤのような宝石がある少し手前でそれてしまったり、あえて二手に分かれたのに、宝石をぐるりとよけるように掘って行ってしまったり・・・。
娘と、「あーそこそこ、あーあ(落胆の声)。」、「犬はちゃんと見てるのにねぇ。」とつっこみながら読んでいくと、あながいつのまにか開通して・・・。
たどり着いたのはお庭。おじいちゃんの家の庭とよく似ているのに違うような、不思議な結末を迎えます。サムとデイブはいたって普通でしたけどね。最初の文のないページからゆっくり絵を楽しむように読み進めるのをおすすめします!