小さな子が突拍子もない、大人も解答できないような質問をなげかけてくるような、そんな質問が次々と現れるのですが、それらは言葉遊びが楽しめる質問なのです。そこに飯野さんの味のある絵がいっしょになって、、かなりの相乗効果が発揮されます。1つ1つの言葉をこんな風にとらえたこと、今までなかったなあと感心させられることの連続でした。最後の方の質問は、とっても詩的ですし、哲学的ですし、心をもっていかれる素敵な余韻をもっています。
言葉を知り、さらに、その言葉のシャレが理解できるようになったお子さんに、ぜひぜひ読んであげたい一冊です。