「きみへのおくりもの」 みんなの声

幻想的な雰囲気の絵本で、気持ちをリフレッシュさせてくれる絵本でした。

ストーリーは猫のカップルのお話し。

大好きなシロへ、「自分の1番素敵だと思うもの」を渡したいとがんばる（そして少しから回る）クロ。
何だか妻と結婚するまでの私と重なり、微笑ましいと思いながらも甘酸っぱい気持ちになりました。

絵は、幻想的なきれいさで思わず見惚れました。

この素敵な世界で奮闘するクロと、クロを見守るシロ。
愛って良いなぁ、思いやりって素敵だなぁと思わせてくれます。

素敵な絵とクロとシロの行動が合わさり、何とも心が静まる、リフレッシュさせてくれる絵本でした。

クロくんは、ある日大好きなシロさんを、湖に誘いました。
とてもきれいな、キラキラをプレゼントしたかったのです。
手ですくってみたら、それは葉っぱでした。次々と、色んな道具を使って、キラキラを取ろうとするのですが、なかなかうまくいきません。
そして、とうとう、クロくんは、湖に飛び込んだのです。
クロくんの一途な思いが、痛いほど、伝わってきます。湖から救い上げたものの、形、大きさの変化が、なんとも言えません。クロくんが思っていたものは、手に入れることができなかったのですが…
いいですね、こんな想い。本当に、最高のプレゼントだと思いました。

大人の絵本だなと思ったのに、画面を見て２歳の次男が読みたがったので、一緒に全ページ試し読みで読みました。

湖のキラキラは確かに手に入れることはできませんね。そのキラキラを一緒に眺めることができることが幸せなんだと気づかせてくれる絵本です。

全体が青い絵でとても綺麗です。

優しいタッチの絵がとてもキレイで幻想的です。話は、ネコのクロが大好きなシロに、湖のキラキラをプレゼントしようと、あの手この手で手に入れようとするもの。しかし手に入れようとしてもなかなか手に入りません。クロはついに湖にもぐってまで手に入れようとします。しかし、手に入れるどころかキラキラは消えてしまいます。しょんぼりするクロですが、シロの思いは…
どちらかというと大人向けの絵本かなと思いました。たとえキラキラが手に入らなくても、自分のために一生懸命になってくれる、それだけで嬉しくその思いこそが宝物！ステキなおくりものですね。
キラキラだと思ってとったものが、魚やクラゲでがっかりするのですが、それはいつも赤いハートの形なのも、大人女子のツボかもしれません（笑）

しあわせって人それぞれ定義が違うものだと思いますが、シンプルに今、自分を大切に想ってくれる恋人や夫､親兄弟､友達､がいてくれるって､とてもしあわせだなぁと想います。
クロはシロを喜ばせようと､湖で水面に浮かぶ”キラキ”ラをプレゼントするため必死に探します。
大好きだから何かしてあげたいとシロを想う心。
でもシロはキラキラをプレゼントしてもらう事よりも､クロがただ自分のそばに居てくれさえすればいいのです。
それに気付いたときのクロは､自分のとなりにシロがいる”しあわせ”にも気付いたことでしょう。
刀根さんの絵本は絵のすばらしさと優しさにあふれていますね。いつも絵本を開くと気持ちが安らぎます。
私自身が大事にしたい本なので､ぜひ読んでもらいたくて大切な人にもお送りしました。

どれだけ、星を描かれたんでしょう。
本当に美しく、繊細な絵で、うっとりしてしまいます。

娘はたくさんのハートがでて来て喜んでいます♪
葉っぱもクラゲもさかなもタコも、み〜んなハートで
とってもキュート♪

最後のページの夜空を見ていると、
心が洗われますね！

刀根さんの作品は、一度みると忘れられず、
「ああ、また見たい」という気持ちになります。

すっかりトリコです♪

実は恋愛の絵本って、あんまり好きではないんです。
読んでいるだけで恥ずかしくなるようなものも多いし、ふーんで終わってしまう。
でも、この絵本は全然違う！
本当に大切なものは何か、人を愛する、大切におもうとはどういうことなのかを教えてくれます。
そして、絵が本当に綺麗でうっとりします。
子供たちにはまだむずかしいかもしれませんが、いつか読んでほしい絵本です。

幻想的で、とても美しい絵とお話に、癒されました。
大好きなシロのために、キラキラをプレゼントしようと一生懸命なクロ。残念ながら、キラキラを手に入れることができずに、ションボリしているクロ。
そんなクロに寄り添って、微笑むシロ。素敵ですね。。
宝物は、ふたりの心の中にある。こういう気持ち忘れないようにしないとですね。。
シロのような気持ちでいられたら、いつまでも素敵な関係でいられるでしょうね。

１ページ、1ページが、絵として鑑賞できるような美しさです。
色、構図、質感とも、誰もが美しいと思えるのではないでしょうか…

子どもたちにも、絵本を通して、本物の芸術に出会ってほしいと思いますが、この絵本は、やはり、大人が楽しむものでしょうね…

青く透き通った世界が幻想的で素敵でした。クロはシロにキラキラしたものをプレゼントしたかったようですが、そのキラキラの正体は水面に写った星だったのか、何だったのか、想像が膨らみました。クロが捕まえたものたちの絵が、所々ハートが描かれていて、うちの子はハートを見つける度に喜んでいました。本当に大切なものは何かを考えさせられる、心温まるお話でした。