「おもちのおふろ」 みんなの声

ある寒い日、おもちのもーちゃんとちーちゃんが銭湯に行くお話です。私がこの絵本を読み聞かせたのが1月。読んだら銭湯に行って温まりたくなりました。

おもちたちが銭湯は種類が豊富！そのアイディアが可愛かったです。そして、絵が細部まで描き込まれているので読むたびに新しい発見があります。

お正月っぽい絵本を読みたいと思った時に見つけました。
おもちの「もーちゃん」と「ちーちゃん」がお風呂屋さんに出かけます。
レトロで素敵な外観の「ぽかぽかの湯」は、お客さんがみんなたべもの。
たべもの目線で見たお風呂というのがいいですね。
お風呂で温まりたくもなるし、食欲もわいてくる絵本でした。

おもちのもーちゃんとちーちゃんの銭湯エピソードです。
昔ながらの昭和な銭湯が見所でしょうか。
やってくるのが、野菜や魚、寿司、パン、豆腐、団子！？
さあ、どんなお風呂なんでしょうか。
醤油の足湯、このちょっと加減がいいですね。
きな粉の砂風呂、なるほど、ね。
衝撃的なのが、トースターサウナ。
なかなかスリリングです。
既視感はありましたが、寄せ鍋の湯にほっこりです。
なるほど、来客層に合わせたお風呂屋さんなんですね。
そこここにある銭湯情緒に、拍手！です。

あの昭和の、レトロ銭湯独特の雰囲気を余すところなく伝えてくれる一冊。
これ、今の子どもたちにわかるかな？
わからなくても、なんだか不思議な懐かしさを感じるかもしれない。
自分も子どもの時、どう考えてもその時代に生きていないのに、昔の雰囲気のものに対して不思議な懐かしさを感じた経験があります。
だからきっと、子どもたちも、銭湯に一回も行ったことがなくても、楽しめると思います。

絵本は絵と、文章（ことば）と、両方の楽しみがありますが、この本はどっちも素晴らしい！
絵は、いろんな小道具や洒落があちこちにあるので、まるで宝探しのような面白さがあります。銭湯の壁に貼ってある張り紙一つとっても、「入浴料　やさい50円、すし100円」などと、つっこみどころ満載。「え〜、どうしてぇ〜！？」「これなあに？」「このひと変！」などと、ページをめくるたびにつっこみまくりで、忙しい読み聞かせタイムになるのではないでしょうか？

もちろん、一人でじっくり読んでも楽しめます。
江戸っ子のお寿司たちが、しょうゆの足湯に入るシーンが、落語的。
「くぅー、しょうゆが　しみるぜ」　名台詞です。よく出てきなな、どのネタ？
その後、どうなったのか気になって仕方がないのが、食パンにお餅がひっついた件。
語られていないが、数々の面倒くさい問題が持ち上がっていそう…
しかし、下町の人たちなので、大概のことは、謝ったら水に流してくれそう。
どうなんだろう…
キャラクターがたっているので、主人公たち以外の人にフォーカスして、あれこれ想像してみる楽しさもあり、いろんな楽しみ方ができる絵本です。
そして、これを読んだ後は、銭湯に行ってみたくなりますね。ぜひ、本物の銭湯にも行ってみてください。

おいしそうでいいですね。
主役の、おもちのもーちゃん、ちーちゃん他、いろんな
食べ物達、それぞれかわいいのではありますが、なんだか
それよりも「おいしそう」な気持ちが勝ってしまいました。
醤油のあしゆに入っているたくさんのおすし達とか、
トースターサウナの中にいるパン達とか（笑）。

おふろやさんも昔ながらのおふろやさんで、とっても
懐かしくなりました。

お餅だけど
人のよさそうなおふたり
お人柄がわかるお顔ですよね！？

温泉ではなく
「おふろやさん」だから
銭湯のようですが
いろんなお風呂があるんです

お客様にだれがいるか
壁に張ってある広告や注意書きもいろいろあって
気になるし
この野菜は、〜してて
こっちでは・・・
と、いろいろ発見が楽しいです

入浴料は、「すし」が1番高いんだね（笑

笑っちゃうのが、醤油の足湯とか
トースターのサウナ！！

予想通り、お餅だから
ふくれちゃうの
大変！！

寄せ鍋のお風呂！？
食べられちゃうのかな・・・

って、心配御無用！です

焼き色がいいなぁ〜

もーちゃんとちーちゃんというお餅がお風呂につかる様子がなんだかほのぼの可愛らしくて思わず手に取ってしまいたくなります。

昭和の時代を感じさせるような銭湯が舞台。
野菜やすし、だんご、パン、豆腐に、おもちといった色々な食べ物が入りに来るお風呂屋ささんです。

入浴料も細かく見てみると面白い！おもちは10円ですって。
お寿司が醤油の足湯に入っているシーンはなんだか斬新で面白いです。きなこ風呂にトースターサウナ、どれもこれも初めて見るけど、よく考えてあるなーと感心です。

トースターサウナにはいったもーちゃんとちーちゃんの行く末は・・
お餅を焼いたことのある子ならみんなきっと想像がつくでしょう。

段々膨らんでしまいます。

最後はおなべのおふろにみんなで仲良く入って気持ちよさそうです。
後でよく見てみると、最初のページでは真四角の二人も裏表紙では焦げ目がついてほんのり膨らんでいます。

おもちが、おふろぉ？と思いましたが、読んでみるとなるほど、納得でした。

番台や肩揉み機、ビン牛乳類、髪を乾かす機械（やたら大きい）なんかがあって、あ〜昭和だな〜と懐かしくなりましたが、数種のお風呂は今のスーパー銭湯さながらで、かなり充実してます。

それぞれのお風呂と利用している面々が、またよく考えられていて、面白かったです。

新旧ミックス銭湯。
銭湯好きの娘は、隅々までチェックして、楽しんでいました。

たべものがキャラクターになっている絵本って

なんでこんなにおいしそうにみえるんでしょうね。

おもちが銭湯にいくお話なんですが、

いろんな野菜やおすしまででてきて、

どれを見てもおいしそうでした。

実際におもちのたべかたにかけて、

しょうゆの足湯、きなこの砂風呂、

最後は寄せ鍋の湯でした。

おもちの万能さにも改めて気づきました。

トースターのサウナではおもちがぷっくり

ふくれてしまうというハプニングがありましたが、

ふくらんでいく姿が一番好きだったようです。

おもち２人組がおふろにやってきますが、なかなかおふろに入れません。
こどもはいっぱいでも待っていれば空くと思ったようで「なんで？」と言っていました。すべり台の順番待ち等を思い出して言ったのかも。
おふろがしょうゆだったり、きなこだったり。
おもち好きな私とこどもたちできなこのページを見ては「すきー」と言いながら読んでいます（笑）。
読んだ初日には子供とおもちを食べました。
ラストは食べられるのかしらと思いましたが、平和なラストでした。いえ、それでいいのですが。