この絵本の町並みが、ものすごく気になって、一ヶ所登場した『はちまん森』で、地図検索して探してしまいました。
出てきた地図を見ていると、“ぼくら”が歩いた街と撮ってよく似た地形でした。
この“ぼくらの町”は京都府八幡市がモデルのようです。
小林さんの作品は海外の土地を描いたものが多いので、この作品はとっても異色な感じがしました。
けれども、日本人としてはやはり日本の土地の風景は、見ていてとっても落ち着きます。
時代的には昭和の30年から40年くらいでしょうか?
家々の屋根の感じやアーケードのお店の看板、公園で遊ぶ子どもたちの元気に遊んでいる姿は平成のものじゃないなぁという気がしました。
物語物語はしておらず、主人公の“ぼくら”と一緒に町を移動していくだけのものですが、
私は楽しかったです。
いつか、機会があったら八幡市へ行って、“ぼくら”の通った道のりを歩いてみたいです。