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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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アレクサンダとぜんまいねずみ」 みんなの声

アレクサンダとぜんまいねずみ 作・絵:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1975年01月
ISBN:9784769020059
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 87
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87件見つかりました

  • 小学校での読み聞かせ

    • 将軍亭琴音さん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子12歳、女の子9歳、女の子7歳

    小学校での読み聞かせ会に持参しました。
    対象は低学年。二年生ばかり10人弱の
    子どもが聞いてくれました。

    スイミーを習っている二年生のために、
    レオ・レオニさんのほかの作品を紹介したくて…。
    長女が2年生のころ、担任の先生から
    ほかの作品も読んでみてね、好きな作品を紹介してね、
    と言われたので、図書館で何冊も借りていろいろ読んだ中で
    一番心に残ったのが「フレデリック」とこの作品でした。
    私的には「フレデリック」のほうが好きなんだけど
    「フレデリック」は舞台が冬なので
    夏に向かう季節の今回は、この作品にしました。

    とっても元気な今年の2年生、晴れた日には
    呼び込みに行っても、教室には一人もいないし
    今日も来てくれないかもしれないなぁ、と、
    思っていたのですが、この日は雨で…。
    しかも集まってきてくれたのは、2年生ばかり。
    この作品を見るなり「これから読んで」と
    リクエストを受けました。
    本当はワハハと笑える絵本から
    読んでいくつもりだったのだけれど、
    リクエストに答えて一番始めに読みました。
    予想通り、少しいた一年生は退屈して
    どこかへ行ってしまったけれど
    二年生は最後までしっかり聞いてくれました。

    所要時間約6分です。

    投稿日:2012/06/19

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  • 本当の幸せとは

    小学生の低学年の頃に教科書に載っていて心に残っているお話でした。紫色の石、ほんとにあると思って運動場や帰り道に本気で探した記憶があります。図書館で見つけて、懐かしくなって娘に読み聞かせようと借りました。
    最初はみんなに可愛がられて遊んでもらえるゼンマイネズミに憧れるアレクサンダですが、捨てられている友達のウィリーを見て、アレクサンダーの気持ちは変わります。本当の幸せとは何かと考えさせられる、素敵な絵本です。

    レオ=レオニと谷川俊太郎のコンビ、大人でも充分堪能できます。
    ちぎり絵が素敵で、色が鮮やかで飾っておきたいくらいです。

    投稿日:2012/01/26

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    1
  • トカゲに魅せられて

    3歳には、物語の深いところは理解できないかもしれませんが
    3歳児にも読み聞かせできるストーリーだと思います。

    レオ・レオニの作品は、絵もかわいらしく子供の好きな動物もでてきて
    更に文章も長くないので、3歳頃から読み聞かせするのに調度よいです。

    願いをかなえてくれるトカゲが幻想的で魅せられます。
    いかにも魔法が使えそうな感じのイラストで
    さらに、むらさき色のこいしが、ぞっとするほど美しく

    生きていることって、とっても素晴らしいこととは
    まだ3歳では理解できませんが、
    最後にネズミが二匹になって嬉しいみたいです。

    息子が何かしらを感じるまで 長く読んであげたいと思います。

    投稿日:2011/12/14

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    1
  • ともだちになりたくて

    生きているネズミが幸せなのだろうか?
    ぜんまい仕掛けのネズミの方が幸せなのだろうか?
    ぜんまいネズミのウイリーと知り合って、その幸せそうな姿にあこがれるアレクサンダ。
    自分もぜんまいネズミになりたくて、魔法の紫の石を探します。
    機械と生き物という究極の存在という対極の設定の中で、揺れ動く気持ちがレオ・レオニのコラージュで即物的に描かれています。
    ありえない話ではあるけれど、うなってしまいました。

    機械人間は飽きられると捨てられてしまうのかな?
    人間性ってとても大切だよな。
    思いは絵本を飛び越えてしまいました。
    最後に本当の友だちになれたアレクサンダとウイリー。
    やっぱり生きている方がいい。

    レオニさんのお話は、その不思議なコラージュをしてとても哲学的です。

    投稿日:2011/12/04

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  • あたたかくて綺麗な絵本でした。

    私にとってレオ・レオニの作品は、ストーリーはシンプルなのに、含んでいる意味が
    深すぎて、正直なところ、よく熟せないことが多いのですが、この『アレクサンダ
    とぜんまいねずみ』ほど、すっと心の中に入ってきて、そして最後に心温まる話は
    なかったかもしれません。

    本当に陳腐な言い方ですが、いい話だなと思います。
    そして、絵本で使われている“柄”がとても素敵なのと、あの印象的な“とかげ”の色
    が目を見張ります。“紫色の小石”もとても神秘的で、満月の夜のとかげが願いを
    叶えてくれるページがとても素敵でした。ステンドグラスを見ているようでした。
    もしかして、あの“とかげ”はあの綺麗な紫色の小石を吸い取ることで、あの素敵な
    色を蓄積していったのかな?

    自分がアレクサンダだったとしたら、機転が利けば、同じ選択をしたかもしれません。
    とかげ、アレクサンダのねがいをかなえてくれて、ありがとう!

    こんなちょっと神秘的で心温まる話を、子供に読んであげれてよかったです。

    投稿日:2011/11/28

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  • お願い事

    • ポピンズさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 女の子8歳、男の子3歳、男の子0歳

    以前英語教室で、原書で読み聞かせをしました。
    『ロバのシルベスターとまほうのこいし』と、併せて読みました。
    願いがかなう、石があったら、みんな、何お願いするかな?というテーマで。
    私が子供のころこの絵本に出会ったら、きっと「むらさきの小石」を、捜しただろうと思います。
    だけど、何を願っただろう・・・
    考えても答えは出ません。
    自分のためでなく、誰かのために、願えること、自然に描いていますが、これほど難しいことは、ないと思います。
    昔話によくある、「3つのお願い」を思い出します。
    一つ目をうっかり間違ってしまって、二つ目を取り消すのにつかって、という話。
    誰かのため、という誰か、愛する人に出会えることの素晴らしさのようにも感じました。
    最後の二人の仲良く踊る印象的な絵からです。
    個人的に、レオ・レオニの中で「おんがくネズミジェラルディン」と「フレデリック」と3冊並んでネズミの本で好きな絵本です。

    投稿日:2011/09/07

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  • アレクサンダの決断

     ねずみのアレクサンダの願いは,子供に大事にされるぜんまいねずみになる事。
     アレクサンダは,その願いをかなえるために,必死に探していたむらさき色の小石を,ぜんまいねずみが捨てられていた箱の中で見つけます。
     
     幸せの意味。友情・・・。色鮮やかな美しい絵本の中に,様々なメッセージを読み取る事ができます。
     しかし,アレクサンダの最後にとった決断は,「スイミー」などにも描かれている,他者とは違う自分という個性を生きるというレオ・レオニの決心が表れているように思えました。

    投稿日:2011/08/27

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  • 懐かしいです

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    小学校の教科書に取り上げられており、
    絵本でも読んだ覚えがあります。
    とにかくアレクサンダとぜんまいねずみの姿形が愛らしく、
    大好きな大好きなお話でした。


    憧れていたバーチャルな世界は、
    飽きられると捨てられてしまうという冷たい世界であった事。
    幸せはリアルな世界にこそあり、
    魔法のトカゲの願い事は、大事な友人を救うために使うべき事。

    それらに気付けたアレクサンダは、
    優しく賢い、本当に本当に素敵なネズミです。


    もう少し大きくなったら、
    娘にも読んであげようと思います。

    投稿日:2010/11/12

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  • 読後たくさんの方にさわやかな余韻を残す

     『田舎のねずみと都会のねずみ』をふと思い出しましたが、こちらの作品も魅力的です。

     お話会のお母さんの中に、熱烈なレオ・レオニのファンの方がいらっしゃいますが、彼の作品の核に流れる“思いやりや優しさ”が、読後たくさんの方にさわやかな余韻を残すからだと改めて納得します。
     また、この作品では、おもちゃを大切に長く愛してあげましょう、というメッセージもさりげなく読者に送られています。
     この押し付けがましくない手法もレオ・レオニの作品の味のあるところですね。

     ゼンマイ仕掛けのねずみウィりーをうらやむアレクサンダでしたが、願いがが叶うチャンスに彼が望んだことに、お子さんはどんな反応をするか、そばでそ〜っと見つめる楽しさもある作品ですね。

     素敵なお話でした。

    投稿日:2010/08/30

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  • 2匹のねずみ

    • ローサさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    スイミーと同じ作者、レオ=レオニさん。訳も、同じく谷川俊太郎さん。

    主人公?のアレクサンダーは、野生のねずみ。食べ物を求めて忍び込んだ先で出会った、ねずみのウィリーは、ネジを巻いてもらわないと動かないんだって。
    でも、アレクサンダーは大切にされているウィリーの事がうらやましかった。。。

    その後お話は不思議な展開の世界に入り込んでいきます。

    お話は、楽しく進んでいき、最後まで惹きつけられてしまいます。「魔法のトカゲ」の出現するシーンは、その色も魅力的ですが「魔法のトカゲ」と言う存在だけでわくわくしてしまいました(笑)。

    お話もさることながら、絵が、また素晴らしいです。
    貼り絵のようですが、素材も和紙あり、セロハン?あり、他にも様々な素材を取り入れていて色彩もあざやかです。
    (どこかで見たような包装紙のような素材まで使われていました(笑))

    最後は、ニッコリのハッピーエンドです。

    投稿日:2009/06/20

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