「アレクサンダとぜんまいねずみ」 みんなの声

ねずみのアレクサンダは、人間から嫌われています。
おもちゃのぜんまいねずみウィリーに出会います。
ウィリーは、子どもから愛され大事にされていました。
そんなウィリーを見て、アレクサンダもぜんまいねずみになりたいと願います。
幸せそうに見えていたウィリーが新しいおもちゃに負けて捨てられてしまいます。
そんなウィリーを見て、アレクサンダがとった行動がとても感動しました。
友達の幸せを願う事。本当の友情を感じられる絵本でした。
読めば読む程、奥が深い内容ですが子どもにも伝わりやすかったです。

「スイミー」でおなじみの、レオ・レオニさんの絵本です。
ある家に住むアレクサンダという名のねずみ。
その家の子どもに可愛がられているぜんまい仕掛けのねずみがうらやましくて仕方ありません。
自分もぜんまいねずみになりたくて、変身の魔法を知っている動物を訪ねます・・・。

アレクサンダは、ぜんまいねずみになれたのか？？
それは読んでのお楽しみ♪
アレクサンダと、ぜんまいねずみの間には、真の友情があったんですね。
友達の幸せを望む優しい気持ちが伝わってきます。

切り絵調の絵もとっても素敵です。お勧めです！

私自身がレオ・レオニさんの本が大好きなので子どもに読み聞かせも私が好きなのを一冊選んで読んでいますが、この本は子どもも大好き。

最初は、フレデリックだと勘違いしていた娘。。
確かに、似てるけど。。。
アレクサンダがお願いをして、ぜんまいねずみをねずみに変えてもらうお願いをするとこが大好きなのですが、庭でむらさきの石と虹色のとかげを日々探しています。
家の子が、お誕生日におもちゃをもらって今まで寝るときも大事にしていたものを一晩で捨ててしまうのも今の現実なのかな？と思うととっても切なく、物を大事にする心を見につけてもらいたいと思いました。

小さい子から、大人まで楽しめるレオ・レオニさんの本。
これからどんどんきわめていきたいです。

ねずみ年ということで、レオ・レオニのねずみの出てくる本を読んでいるうちに、内容の深さに驚かされ、いろいろ読むようになりました。

ねずみのアレクサンダとぜんまいねずみ・ウィリーが友だちになります。ぜんまいねずみになりたいと願うアレクサンダ。最初、アレクサンダが願いの通り、ぜんまいねずみになるお話なのかな？と思いました。

飽きられて捨てられてしまうウィリーにドキッとしました。
友だちってなんだろう？と思いました。相手の幸せを願うってことなのかな？

いろいろと考えさせられる本です。

あんなにウイリーのようになりたかったアレクサンダが、願いがかなう直前に「ウイリーをぼくみたいなねずみに変えてくれる？」と、とかげに言ったときには、ドキリとしました。そして、ほっとしました。

本当に大切なもの、冷静な判断、友情、など深くて難しいお話が、わかりやすく楽しい絵で描かれているのに感心します。おもちゃや雑貨はきり絵のようですが、その紙が、すてきだなと思いました。桜の花もほのぼのしています。

小学校の国語の本に載っていました。子供の宿題で音読を聞いて言い話だなーと思いました。
レオレオニさんのイラストはとても可愛くて好きなんですが、教科書だとイラストが一部しか掲載されていないので
図書館でも借りて読みました。
本物のねずみ「アレクサアダ」とおもちゃのねずみ「ウィリー」の友情のお話です。
最初、アレクサンダは人間に大事にされ、ちやほやされているウィリーを羨ましく思うのですが、ウィリーには自由がなくてかわいそうな気がしました。
アレクサンダが友達の為に一生懸命願いを叶えようと頑張るところが感動です。

小さい頃大好きで、今も持っている絵本です。
スイミーが有名ですが、こちらもとてもいいお話だと思います。

絵はコラージュで表現されていますが、マーブル模様などいろんな色の紙がとても美しく、子供心になんて不思議で綺麗な絵本だろうと思ってました。庭などで懸命にむらさきの小石を探しました（＾＾）

内容がわからなくても見るだけでもいい本だと思います。

　部屋が散らかるので、こっそりおもちゃを捨てている私は、心が痛みました。娘もパパも買ってきては散らかす一方で、片付けるのは私一人だからです。
　ぜんまいねずみが、本物のねずみになって楽しく暮らせてよかった。「うちの捨てられたおもちゃたちも、幸せになったらいいのにな」と、自分に都合よく読んでしまいました。

アレクサンダは、人間の子供にちやほやされ大切にされているぜんまいねずみのことを、うらやましく思っていました。
だから自分もぜんまいねずみになりたいと願います。
しかし、新しいおもちゃをプレゼントされた人間のこどもは、ぜんまいねずみをゴミ箱へ・・・。
アレクサンダのぜんまいねずみに対する優しさがとても素敵です。
友達を大切にすることも大事。
そして、古くなったからと言ってすぐに捨てずに大切に使うことも大事ですね。
みんながアレクサンダのような思いやりを持っていれば、いじめなんかもなくなるのにと思います。

子供の玩具といえば電池式が一般的になり、何でも「スイッチを押せば動く」という子供の発想に、将来を懸念する今日このごろです。この絵本は、いずれは壊れて捨てられるという機械の空しさを教えてくれます。また、誕生日に新しい玩具をもらったからといって古い玩具を捨ててしまう姿勢についても考えさせられます。すぐに壊れるようなもの、すぐにゴミ箱に行くようなものは買ってはいけないし、買ったのなら大事にしなければ、このぜんまいねずみのようにかわいそうだ……と子供に感じてほしいのですが、子供の反応は今ひとつあっさりしていました。何度も読んでやりたい！と思っているのは親だけかも。