わたしの木、こころの木」 みんなの声

わたしの木、こころの木 著:いせひでこ
出版社:平凡社
税込価格:\2,200
発行日:2014年07月
ISBN:9784582836677
評価スコア 4.5
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  • ゆるやかにつながっている

    12の、木をめぐるお話。
    3.11に流されたクロマツの木。
    五月に咲く函館のさくら。
    何もしないための仕事机となったケヤキ。
    などなど。
    どれも心に染みる、穏やかで美しい物語です。
    いせひでこさんの作品と、ゆるやかにつながっているところも素敵だなと思いました。
    「手に入らないものって、なんだかとっても大事なものに思えるね」
    ヤドリギをめぐるクマの親子の会話が印象的でした。

    投稿日:2021/05/13

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  • 被災地のクロマツからクロマツへ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    作者のいせひでこさんは、木とお話ができるようですね。
    たくさんの木々のスケッチをしているうちに出会ったイメージ集です。
    その中で、異形の木、東日本大震災で根こそぎ倒されたクロマツが印象的です。
    そのクロマツのエピソードを、最初と最後に構成しているところに、
    作者の想いも感じられます。
    さまざまの木々と一緒に現れるのは、動物だったり、子どもだったり、
    青年だったり、
    なかには、50年前の自分の姿だったり。
    淡い画風からも、五感が研ぎ澄まされますが、
    いせひでこさんの文章が、さらに心地よいリズムを届けてくれます。
    どちらかというと大人向けの作品。
    森林浴したような読後感でした。

    投稿日:2015/08/31

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  • 木々が教えてくれたこと

    東日本大震災で倒れたクロマツに始まり、そのクロマツで終わる、いせひでこさんの木々との会話集です。
    木々がこれほどにいろんな事を語ってくれること、それを聞き取れるいせひでこさんの心の耳は素晴らしいと思いました。
    木々はそこに住んでいるものや、その生命や、ものとしての生業を通して様々な事を語っているのですね。
    いせひでこさんの描く世界に、ゆったりとした空間と、心に響く応援歌を感じました。
    日頃さりげなく通りすぎている様々な木々を、たまにはじっくりと見つめてみたいと思います。

    投稿日:2015/05/16

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