伝記モノにはまっている7歳の息子のために
図書館から借りてきました。
主人公が勇敢に戦う、しかも女子ときて、
冒頭からかなり喰いついて来た息子。
7歳の息子には時代背景や書かれている文章を全て理解するのは
難しかったとみて、
折々に、解説や、優しい言葉に置き換えたりしながら、
少しずつ読んでいきました。
ジャンヌ・ダルクといえば非常に有名ですが、
神の声を聞いたことや、
最後までジャンヌが尽くしてきた王様に
イギリスとの和解の為の取引材料として処刑されたこと等、
私も知らないことがあり、非常に驚きました。
もちろん息子は大憤慨。
最後は小さな十字架を持って処刑されたジャンヌの姿は、
息子の心には強烈に焼きついたことと思います。
そして、人の歴史がある限り、
ジャンヌは星となって、夜空にきらめき続けるとしめくくったエンド。
ジャンヌの波乱万丈の人生を描いた伝記を
しっとりとしめくくっています。