「くまくんのしっぽ」 みんなの声

自分の持っているものより、人の持っているものが良く見えることってあります。
くまくんも、お友達のしっぽがうらやましくなります。
ある日、しっぽの体操を始めたら・・・。
自分のしっぽのあとに、うらやましかったお友達のしっぽが次々でてきます。
うちの息子はそれを見て「長〜い。すご〜い。」と驚いていました。
しっぽを実際に手に入れてみたら・・・自分が思っているほど良くなかった。
結局、自分のが一番いい！と気づきます。

うちの息子は、くまくんの体操のときの言葉
　しっぽ　ぴくぴく
　しっぽ　ぴくぴく
　しっぽ　しゅしゅしゅー
を節をつけて歌うように読むと、大喜びしました。

お友達の尻尾がうらやましいと思ったくまくん。
尻尾の体操をするとぐんぐん伸びて
楽しいけど、ちょっと不便なことに。
というお話でした。
娘もお友達のことをうらやましく思うことがシバシバ。
でもこれを読んで、自分の生活にあったものが
一番素敵だよ。という言葉なんとなくわかったようでした。

くまくんのぴょんぴょんシリーズのなかの1冊です。
くまくんの赤ちゃん絵本シリーズがだいすきな娘が、図書館で見つけました。
赤ちゃんシリーズよりも、ずいぶん文章が長くなっているので、難しいかなと思いましたが、
ストーリーが面白かったのか、一所懸命見入っていました。
ちゃんと最後まで聞いていました。

くまくんが長いしっぽで遊ぶシーンがお気に入りのようです。

くまの坊やは　とってもげんき。でも、他の　りすさん　きつねさん　へびさんのしっぽがうらやましい。くまくんは　しっぽのたいそうをはじめ、ぼくのしっぽも　おおきなあれっ。げんきになあれ。と声をかけると、魔法がかかった様に　ぴくぴく　ぴくぴくと　きつねさんのしっぽが生えてきます。大喜びし、まだまだ　たいそうをはじめます・・・。

下の子は、くまさんが大好き。図書館でこの本をみつけてきました。
直ぐに読んでやることが出来なかったのですが、字を読む事ができない娘は絵本を広げて
絵を見ては自分でストーリーを考えて読んでいました。
くまさんも可愛らしいけど、娘の姿がとても可愛らしかったです。