「かもめたくはいびん」 みんなの声

色鉛筆でしょうか。
淡い色合いで描かれた港町の風景が気持ちがよいです。
ユーモラスなペンギンとかもめたちのお仕事風景が
楽しいお話になっています。
そのほかに、少しずつ描かれている、あらいぐまやきつね。
うさぎにかわうそ、いるかやねこなどもいて、とても楽しい絵本です。

表紙から、ただならぬオーラが漂っています。
ともあれ、題名から察するに、かもめの宅配便屋さんですね。
なるほど、妙にすんなり納得してしまいます。
ところが、人手不足で、採用したのが、なんと、ペンギン。
目つきの鋭さで採用したものの、そのために任務がうまくいかず、
配達を任せるのですが・・。
ここに至って、重大な欠点を思い出すのですが、そのくだりが絶妙です。
うーん、このペンギンだからこその哀愁、渋いです。
でも、ゆかいです。
幼稚園児くらいから楽しめそうです。

かもめたくはいびんに雇われたペンギンのお話です。
このペンギン、顔が怖かったり、飛べないことを忘れていたり、おもしろいキャラクターです。たくはいびんのかもめさんもいい味出しています。絵がリアルなのもいいと思います。なんだかシュールなおもしろさです。大人向けの絵本としてもいいと思います。

本屋さんでもよく見かけ、面白そうだったので
図書館で借りて読んでみました。

表紙の淡い優しいイメージから想像していたので、
まさかこんな話だとは思わずに、
気持ちよく想定外で面白かったです。

「はっ」の表情が最高でした。

みんなに怖がられ、
役にも立てず、
心配になったところ、
ちゃんと自分の良さを認められ、役立てれて
ほっと安心しました。

かもめたくはいびんという職場のお話ですね。
そこで働くかもめたち。
新しく入社することになったペンギン！
人間関係とは言わないと思いますが
そこで働くことになったペンギンと
今までそこで働くかもめたちとの能力の違いに気づく。
大人向けのストーリーのようですが、
子供にもわかると思います。
はっ！と気づく表情も印象に残ります。
新しい感覚の絵本ですね。
大人の私も気に入りました。

かもめの宅配便とはみんなよく働くね

でも　忙しすぎでやめていくかもめたち　労働がきついのですね

なんと　ペンギンさんが働きたいと希望
でも・・・・ペンギンの目がするどくて　かもめやお客さんが怖がるのです

でも意欲的なペンギンさんは配達の仕事したいと思うのですが・・・　はっ！
インパクトある顔にびっくりしました　　
空を飛べないぺんぎんも　海を泳げる
なるほど、持ち味いかして　　泳いで荷物の配達するペンギンさん　すごい！
生き生きしている　働ける喜び感じてるのですね（でもくたくたです）

ペンギンさんは　飛行機の操縦覚えるのだって
ペンギンさん　かもめに助けられて　空飛べるのかな？？

おもしろい　発想の絵本でした

７歳６歳の娘たちに読みました。絵本屋さん大賞に入っていたようなので、借りてきました。表紙は淡くパステルカラー。優しいお話なんだろうなーと思って読んでいたら、意外に意外、するどい目つきするどい顔のペンギン登場。ペンギンさんは新しく仕事をするのに入ってきたんですが、受付にいるとお客さんはこないし、お店の中にいるとカモメたちが怖がってしまって…。でも、ペンギンさんだからできることがあったんです。真ん中くらいにペンギンとかもめが「はっ」っとする場面があるんですが、すごい衝撃です（笑）

絵本屋さん大賞2015の新人賞１位として紹介されていたので、興味を持ちました。
かもめ宅配便に新しく雇われた、目つきの悪いペンギンさん。周りのみんなには怖がられていますが、意外にまじめで仕事熱心です。
ペンギンがとべなかったことに「はっ！」と気づいた時の表情は、何度見ても笑えます。
淡い色合いで優しく描かれるけど、意外にシュールというのが大人っぽくてよかったです。

大繁盛のかもめ宅配便も、過剰労働のせいか退職者の多いのが悩みです。
そこに募集広告をみて現れたのがペンギン。
ペンギンの顔がそんなに怖いとは思わないけれど、怖くて飛べないペンギンと経営立て直し計画開始です｡
シュールさと意外性で子どもたちにウケそうな絵本ですが、大人が見ても発想転換の面白さがあります。
飛べないペンギンが最後に考えた飛行機操縦が、かもめたちを操縦しているように見えるのは深読みしすぎでしょうか？