「みずやりとうばん」 みんなの声

幼稚園年中さんの娘と一緒に読みました。
野菜の水やり当番を忘れて帰って来てしまった主人公「なつみ」の心理がよく描かれている絵本で，共感が持てました！
おじいちゃんと一緒に水やりに行けてよかったですね。
夏野菜もたくさん出てきて，夏に読みたい絵本でもありました。

早く帰りたい一心で水遣り当番を忘れてしまって
後悔するお話です。
ひとつ、あれ？って思ったのは
お当番は一人だけなのかな？っていうこと…。
最初のところで、帰るのを呼び止めた友だちが
いっしょにお当番する子なのかな？って思ってしまったので、
その友だちがやってくれてるんじゃない？って
思ったのです。
なぜ、そう思ったのかなって考えてみたのですが、
主人公の女の子が
友だちが水遣りをしているのを思い出す場面で
二人でやっていたからでした…。
そのあたりがちょっとあやふやだなって思いました。

夏休みに読んであげると喜びそうな内容の絵本だと思いました。また、責任感を養う事が出来そうな、そんな絵本でも有るし、生き物を大切にする心、そして、優しいおじいさんの存在。とても温かくて良いと思いました。

水やり当番を忘れて帰ってきてしまったなつみちゃん。。。

でも、帰ってきてからもずっとずっとそのことが頭から離れません。

お野菜たちの気持ちになって、今まで順番に世話をしてきた同級生のことを思って、気持ちはまったく晴れません。

おじいちゃんは、そんななつみちゃんをつれて、学校まで水やりに行ってくれます。

責任感がある心優しいなつみちゃんです。

暑くて暑くてへたばっていた野菜たちも大喜び！

人間だから忘れちゃうことも失敗することもあるけど、それをどうつぐなうかが重要ですもん！

なつみちゃんはえらいです！！

全頁試し読みで読みました。きゅうり、トマト、ﾋﾟｰﾏﾝ、茄子の水遣りの当番を忘れて帰ってしまったなつみちゃんですが、いろいろと忘れたことへの葛藤がありましたが、最後には、おじいちゃんに助けてもらって水遣りをしてほっとしました。表紙のトウモロコシ、きゅうり、トマト、ﾋﾟｰﾏﾝ、茄子が無事に収穫されて本当によかったです。孫の保育園でも年長さんが育てた野菜を孫はﾋﾟｰﾏﾝを頂いてきました。孫にも読んであげたい絵本です。

こんな優しい気持ちになれる、可愛い絵本は何冊でも持っていたくなりますね。絵も可愛らしくて、内容も素敵で、子供がもっとお花や野菜等に興味を持ってくれそうな気がしました。我が家では花を植えていますが、毎日の水やりを忘れないように、この絵本と同じように気を付けています。お花が枯れないように、野菜が枯れてしまわないように、心遣いが大切ですよね。生き物を大切にする心を育ててくれそうな素敵な絵本だと思いました。