季節労働者のアンナ達家族は 渡り鳥のように仕事を求めて 北や南へ移動しながら生活しています
だから 1つの場所で暮らしている人の生活が解りません
でも 自分のベットがあって 自分の自転車があって・・・・ステキだろうなあ〜 あこがれています
小さな アンナはいろいろ想像するのが上手です
のうさぎのようになったり みんなが昼間働いているのを見て ハタラキバチのようだと思いました
夜には 子ねこのように寄り添ってお姉さん達とねむることを想像しお兄さん達は 子犬のようだと想像しています
町のお店に買い物に行きますが 言葉が分からないのです
ききとれることばは さとうのように さらさら
解らない言葉は トウガラシのようにぴりっとからい きれいな表現で書かれていて 詩的だなあと思いました
大地に根を張っている樹のように 季節の巡りを感じて生きることも想像しています
アンナの想像力の豊かさ あこがれの気持ちが 良く分かります
季節労働の生き方はなかなか苦労が多いのでしょうね
アンナの想像の世界から そんなことを感じました
人間の生き方は本当にさまざまだなあと教えられました