図書館で人気とのことだったので、
予約して何ヵ月も待って借りました。
あまり深く考えずに、さらさら〜と読むと
「ママは先に死んでしまうもの」
「死ぬということは、寂しいこと」
「ママはいつでも子供のことを大事に思っているよ」
ということが学べる絵本なのかなという風に思いました。
のぶみさん独特の可愛らしい絵のタッチが
あまり重くならないように感じさせられます。
ただ、おばあちゃんと男の子のユーモアを交えてのやり取り。
あの点が、不快に思う人がいる原因かな〜と思いました。
男の子がママに鼻くそ食べさせたとか
ママの適当料理が二度と食べられなくて
おばあちゃんの丁寧な料理が毎日食べられるとか、あの件。
自宅で読み聞かせるのって
母親自身のことが多いので、
自分が落とされてる気分になってしまうかも。
いつもであれば、くすっと笑えるようなユーモアでも
内容が内容なだけに…それはないよ…と。
思ってしまうのかもしれません。
実際に、主人も「何だか茶化している感じがして…」と。
息子は、性格や好みもあるとは思いますが
表紙を見ただけで「おばけのお話は怖いから嫌」と。
「おばけが怖いけれど読んでみる」と言ってくれたので
読み聞かせてみましたが、ショックだったのか
「見えないところにしまって」と言いました。
大丈夫大丈夫!こんな冗談なら!
という懐の広いお母さんなら
どーんと構えて読んであげられるのかも?