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ママがおばけになっちゃった!」 みんなの声

ママがおばけになっちゃった! 作:のぶみ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2015年07月16日
ISBN:9784061332676
評価スコア 2.56
評価ランキング 218,499
みんなの声 総数 60
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60件見つかりました

  • 閲覧注意な絵本。

    図書館で人気とのことだったので、
    予約して何ヵ月も待って借りました。

    あまり深く考えずに、さらさら〜と読むと
    「ママは先に死んでしまうもの」
    「死ぬということは、寂しいこと」
    「ママはいつでも子供のことを大事に思っているよ」
    ということが学べる絵本なのかなという風に思いました。

    のぶみさん独特の可愛らしい絵のタッチが
    あまり重くならないように感じさせられます。

    ただ、おばあちゃんと男の子のユーモアを交えてのやり取り。
    あの点が、不快に思う人がいる原因かな〜と思いました。

    男の子がママに鼻くそ食べさせたとか
    ママの適当料理が二度と食べられなくて
    おばあちゃんの丁寧な料理が毎日食べられるとか、あの件。

    自宅で読み聞かせるのって
    母親自身のことが多いので、
    自分が落とされてる気分になってしまうかも。

    いつもであれば、くすっと笑えるようなユーモアでも
    内容が内容なだけに…それはないよ…と。
    思ってしまうのかもしれません。

    実際に、主人も「何だか茶化している感じがして…」と。
    息子は、性格や好みもあるとは思いますが
    表紙を見ただけで「おばけのお話は怖いから嫌」と。
    「おばけが怖いけれど読んでみる」と言ってくれたので
    読み聞かせてみましたが、ショックだったのか
    「見えないところにしまって」と言いました。

    大丈夫大丈夫!こんな冗談なら!
    という懐の広いお母さんなら
    どーんと構えて読んであげられるのかも?

    投稿日:2016/12/04

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    5
  • 子供には…

    • 野風さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 女の子2歳

    子供の悲しさを思うと、簡単には読み聞かせることの出来ない内容ですね。

    絵が可愛らしく、親しみやすいだけに、「私のママもおばけになっちゃう!」と感じてしまうかもしれません。

    でも、大人が読む分にはいいと思います。

    もしも自分が死んでしまったら…。

    そう考えると、
    毎日毎日の幸せ、子供への愛、感謝、
    伝えなければならないことがたくさんあることに気づかされます。

    そして、私は絶対に死ぬわけにはいかない!と。

    大人向けの絵本で、子供にはあまりオススメ出来ません。

    投稿日:2015/11/25

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    5
  • うーん

    • ともっちーさん
    • 40代
    • ママ
    • 佐賀県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    テレビで取り上げられていたのを見て、読んでみました。
    しかし、なんと言ったらいいのか非常に難しい。

    作者の言わんとするところはわかるんですよ。
    でも、小さい子にそれが理解できるかと言われたら、少なくとも4歳のうちの息子には無理だろうなと・・・。
    幼児にとっては、トラウマ絵本になる可能性があるかも。
    そこまでして、読む必要のある本だとは思いませんでした。

    哀しい内容を非常に明るく書いていますから、周りにそういう境遇の子がいた時にこの本のノリで話を振って傷つけたりはしないだろうか・・・という心配もあります。

    親の目線としては、残してきた子供が心配な気持ちにはとても共感して、涙なしでは読めません。

    どちらかというと、親や少し大きな子供向けの絵本のような気がします。

    投稿日:2015/10/02

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    5
  • 癒されるイラストとは裏腹に

    とても可愛いイラストとやわらかな色使いが素敵なのぶみさんの絵本。
    作者は女性だとばかり思っていましたが・・男性なのですね。
    楽しそうな絵本だと思って手に取って表紙をめくるとすぐに目に入ったのが
    ママはくるまにひかれておばけになりました。

    という一文。

    とても可愛らしい楽しいイラストの表紙からは想像もつかないほどの衝撃です。
    ページをめくる手を一瞬ためらってしまいました。

    お母さんが突然の交通事故で死んでしまって、おばけになって登場するというストーリー。
    テーマは非常に重いのですが・・なぜだかストーリーはジョークが入ったとてもユーモラスな展開です。
    身近に死を経験したことのない子にとっては、笑っていいのか・・真剣に受け止めるべきなのか難しい展開でした。

    大人の私でも少し戸惑いがありました。
    読み進めているうちに、もしかしたら作者ののぶみさんはこの絵本を特定のどなたかに向けて書かれたのだろうか??そんな気にもなってきました。

    実際に、お母さんが突然死んでしまって悲しんでいるお子さんに・・メッセージとして送りたかったのかな?ともとれる内容でした。

    楽しいおばけの絵本かな?と思って手に取って子どもに読み聞かせるには少し重い気がしたので・・ふつうだと思うという評価にしましたが、
    母が子を思う愛にあふれたページでは同じ親として涙なしでは読めませんでした。

    投稿日:2015/08/26

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    5
  • 星一つ、というより、マイナス5ですね。
    この作品(というより商品?)大人向けのネット上の漫画だったら、何も思いませんでした。

    絵本ナビの、みどころの中に、「ママがいるのがじつはあたりまえじゃないってことに気づいてほしい。」という著者の言葉が紹介されています。だからといって母親を失う残酷な物語を、子供に見せつける必要はありません。

    自分の当たり前が、当たり前じゃないのだ、両親がいることが普通とは限らない、ということが、残酷な設定も無く、説教くさくも無く、淡々と優しく描かれている絵本はあるのですよ。

    ある本の作者や、本のファンをたたく権利は私には無いし、そんなことはすべきではないと普段は思います。しかし、この本は被害を生じさせるものであるにもかかわらず、シリーズまで出版され、出版・販売にかかわる関係者の節操のなさを心配しています。

    この本から読み取れるメッセージは、ママが死んだらいやでしょ?ママ好きでしょ?いい子にしてね。 という脅しです。また、ママがいい〜と子供から求めてもらうことで、心の隙間を埋めたい方が感動するのでしょう。
    単に好みでないとか、私個人にとっておもしろくないという絵本ではありません。子供を深く傷つける可能性があります。

    大人とは違い、幼い子供にとって、絵本の世界は一つのリアルな現実です。日常生活においても、半分実際の世界、半分絵本のようなファンタジーの世界で生きているような子はたくさんいます。だからこそ、与えるものには慎重にならねばなりません。

    親を死なせる、しかも死の軽々しい扱いで笑いを取ろうとする、このような本を作って世に出した人達、売る人たちは、お金さえもうかれば他人(主に子供)を傷つけても平気なのでしょうか。
    絵本を扱う仕事をしていながら、現実の生活と絵本の世界が、深く入り混じったような子供の世界がわからないのでしょうか。

    話題になってから時間が経っていますが、知らずに読んでショックを受けるお子さんを減らしたいと思い、投稿します。

    投稿日:2019/09/01

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    3
  • ママと子の関係

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    4歳のかんたろうのママは交通事故で死んでおばけになってしまったのです。
    冒頭からショッキングなシチュエーションですが、
    当のおばけは、自分のおっちょこちょいに苦笑いしている状況。
    ええ、でも、やっぱり気がかりは我が子。
    見えない姿で、かんたろうのリサーチです。
    おばあちゃんとの会話で暴露されるエピソードに、ママが突っ込みいれまくりとは、
    唖然の展開です。
    でも、後半は、会話できるようになったかんたろうと、二人の関係性を確かめ合います。
    子育て中は無我夢中で、お互いの存在感は忘れがちですが、
    やや乱暴ですが、絵本の中でやんわりと死別というシチュエーションを疑似体験することで
    見えてくることもあると思います。
    おばあちゃんの造形がステレオタイプ的で、今の子どもたちには?かもしれません。
    でも、死別というテーマにもかかわらず全体的に明るい展開は、
    子どもたちを怖がらせることなく、そのテーマから見えてくるものに向けさせてくれるように感じました。

    投稿日:2015/09/01

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    2
  • テレビの情報番組で紹介されていた絵本です。
    かんたろうのママは、ある日突然、亡くなってしまいました。
    とっても悲しい出来事ですが、ママはおばけになって、
    かんたろうの前に姿をあらわします。
    「母の死」という、とっても重たいテーマなのですが、
    のぶみさんらしい角度で、ユーモアをまじえ、そのことを
    教えてくれた絵本です。
    かんたろうと同じ4歳ということもあり、実は娘にはまだ
    読み聞かせをしていないんです。
    なかなか繊細な部分があったりして・・・。
    でもいつか必ず読んであげようと思っています。
    人間には悲しいけど、理解しなければいけないことというのが
    あると思います。
    それを教えてくれた、素晴らしい絵本でした。

    投稿日:2015/08/25

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    2
  • 交通事故で…

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    交通事故で亡くなってしまったママ。4歳の子を残して…心残りでおばけになってしまったのは分かるなー。
    ちょっとギャグ的な部分もありますが、後半のママが子どもへの思いを語るくだりがよかったです。
    でも、こどもにはやはりママが死んだという話はあまり受け入れられないかもしれないな、とも思いました。こどもによって違うのでしょうが、うちの子は人の死のお話がどうやら苦手のようです。

    投稿日:2015/08/21

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    2
  • 『ママがおばけになっちゃった!』の悪評は知っていたし、発売当時に書店で立ち読みをしたこともあり、子どもには読ませたくない・読ませるとしてもまだまだ年齢が早いと思っていた。

    ADHD疑いの診断がある息子(3才5ヶ月)が、最近「しね」「しんじゃえ」と口癖のように言う。
    保育園の担任に「○○せんせい あっちいって しんじゃえ」と言い、保育園のお友だちに「きらい しね」と言ったそうだ。

    《ママが死ぬ》という衝撃の強い、そして何の救いも無い内容であるこの本を、私は息子を懲らしめるためだけに読んだ。
    膝の上に乗せて、ゆっくり読んだ。
    息子が私の顔を見上げるので読むのをやめると、涙を浮かべていた。
    「ママ しなないで」と強く抱きついてきた。
    「もう しねって みんなに いわないよ」と言っていたが、本当に言わなくなるのかは、まだわからない。
    息子が《ママが死ぬ》という恐怖に今後苦しまないか、フォローしたい。
    ややもすると精神的虐待になり得そうだ。

    投稿日:2020/12/27

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    1
  • 悲しいです!

    全頁試し読みで読みました。かんたろうを置いて交通事故にあって亡くなってしまうなんて可愛そうすぎます。漫画っぱい絵でもやっぱり悲しさが伝わってきてどうしようもなく悲しいです!おばけになっても、かんたろうと過ごすことができてよかったです。

    投稿日:2015/08/25

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