巷で話題なのに絵本ナビでの評価が低いのでチョイス。
皆さんが書くほど不謹慎とは思いませんでしたが、そう思われる原因はテーマに対する語り口かなと思いました。
テーマは置いておいても良質とは言い難い口語体に近い文章です。もっと削いだ文章の方が伝わりやすいかも。
ゆうれいのお母さんにはモデルがおられるのでしょうか。やたらキャラ立ちしていて、世のお母さんが広く当てはまるわけではなさそう。
ただお母さんを亡くした子へのエールという作者の思いは伝わってきました。
お母さんもあなたのことを心配している、そしてどこにいても愛している。応援しているよって話ですよね。
もう少し一般的に受け入れられるような書き方をすればよかったのに。特定のお子さんを元気づけたい印象が残りました。
メディアの紹介が先走っている印象ですね。確かによみきかせ会ではチョイスしにくいかもしれませんが、お母さんのお膝で読むならいいんじゃないでしょうか。
お母さんはいつでもあなたのことを想って見ているよと伝えてあげたらハッピーな時間ですね。事情でお母さんに会えない子にも、身内が読んであげて代弁してあげられたらいいですね。
ちなみに14歳、タイトルに興味を持ったか、勝手に読んだ跡がありました。