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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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だいすきなパパへ」 みんなの声

だいすきなパパへ 作:ジェシカ・バグリー
訳:なかがわ ちひろ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2015年07月
ISBN:9784751528068
評価スコア 4.7
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みんなの声 総数 63
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63件見つかりました

  • 誰かと一緒に読みたい絵本

    • うめちびさん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 女の子4歳、男の子2歳

     この本を娘に読んだとき、「このお話は悲しいお話?それともいいお話?」と聞かれて考え込んでしまいました。
     私がこの本を読んだときは、親子が互いに想い合う気持ちに心を打たれたのですが、娘にとってはバークリーのパパにメッセージを乗せた船は、実はパパの元には届いていなかったから悲しいようにも思えたのかもしれません。だけど、ママがバークリーを優しく、そっと寄り添うように想う気持ちは大きくて深い。それを知ってバークリーもママを想う気持ちを素直に伝えて、この母と子はお互いを想い合って前に進んで行く姿があたたかくて、いいお話にも思えたようです。
     何度も一緒に読んだあと、そのたび娘と色々お話しました。メッセージを乗せた船はパパには届かなかったけど、きっと想いは届いただろうなぁと思います。ここには描かれないけれど、パパもきっとパパだけの方法でバークリーを想ってくれているような気がします。誰かを想う気持ちってとっても素敵だなーと気づかせてくれる絵本です。お話も素敵だけど、お話をさらに深いものにしてくれる絵もとってもよくて、何度も娘と読みました。
     バークリーのパパへ、この親子はとっても素敵な親子です!

    投稿日:2015/09/02

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  • 深く大きな愛

    もう会うことができないパパへの子供の想いと、ママが子供の気持ちを尊重してとった行動。そして全てを知ったバークリーが、ママの大きな愛情をしっかりと感じとっている姿に心打たれ涙が出ました。
    たとえパパがいなかったとしても、大好きなママに愛されて育てば、優しく愛情深い子へと成長するのだと感じました。
    バークリーのママのように、静かだけれど大きな愛情を注いで温かく子供を育てていきたいと改めて感じさせてくれるとても素敵なお話でした。

    投稿日:2015/09/02

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  • 切ないですね

    『バークリーのパパどこにいるの!?』
    息子に聞かれたので、
    『お仕事で遠くにいるのかな!?病気で死んじゃったのかな!?お母さんにも分からないよ』
    と答えました。

    どちらにしても、もう戻らないことを知っているから、バークリーはパパに思いを募らせているのでしょうね…
    毎日、一生懸命育てているママの事を大切に思いながらも、やはりパパに会いたい…

    それが親子なんですね…


    ママは一体どんな気持ちで、毎日船を拾いに行くのでしょう。それを想像すると、切なくてたまりません。
    けれどバークリーは、そんなママの気持ちをちゃんと受け止められたんですね。
    飾られた船はきっと、二人の支えになるはずです。そしてバークリーは、船作りの腕を磨き、将来は何かの職人さんになりそう!!

    決して悲しい物語ではないと思います。
    静かな優しい文章ですが、未来への期待も込められています♪

    投稿日:2015/09/02

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  • まだ息子には理解出来ないと思い、今回は私1人で読みました。
    おそらくお父さんは既に亡くなっているということだと思うんですが、お母さんの深い愛情がとても伝わってきました。
    命について、死について、愛について思いを馳せました。
    自然と涙が溢れてきた一冊。

    投稿日:2015/09/02

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  • 心を届けるふね

    会えないパパに心を届けようとしたバークリー。

    嬉しい事や楽しい事、美しい物や素晴らしい物を、“見せたい聞かせたい”と思うバークリーの心には、いつもパパがいるのですね。

    そして今までもこれからも、バークリーの側にはママがいる…。

    同じ悲しみや寂しさを分けあっているから、あんなに優しい嘘がつけるのだろう。
    そしてそれを知った時、強く抱き締める事ができるのだろう。

    寄り添って前を向き、逞しく生きるバークリーとママに、最初からずっと涙が止まりませんでした。

    遠くても近くても…私も大切な人にちゃんと心を届けようと思いました。

    投稿日:2015/09/02

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  • 寂莫とした作品

    さびしい。もの悲しすぎる。暗い。
    そんな印象のみが残る作品だった。
    「父の日」が近い日に、タイトルを見て、お父さんとの楽しい時間を読むことができると想像してこの本を選んだ子供は、がっかりしていました。
    特に、お母さんが子供がお父さんに宛てて書いたカードと一緒に流した船を、後日拾って家の中にしまっていたのを、子供が見つけたときの暗さといったら…。
    大人が読んでも、暗すぎるシーン。
    そんなの、子供の目に入る場所に置いておくなよと思いました。作品の中では、そのことに対して子供が大してショックを受けていないように表現してあるけれど、そんなわけあるかと違和感を感じました。
    元々いたはずのお父さんがいない理由が最後まで知らされないのも、暗さに拍車をかけている。

    投稿日:2021/06/27

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  • 本当に 大切なものは??

    ビーバーのバークリーくんはママと二人で暮らしていて
    もう会えないパパに大好きだよと想いを届けるために
    せっせと船を作ります
    その姿がなんだかほんとにけなげで、うるっ。

    そして、最後の最後、まさかの結末!!
    想像してなかったのでかなりうるうるっときてしまいました、
    娘をだっこしながら読んでいたので、
    おもわずぎゅーっと抱きしめました。

    なにげなく過ごしている日常が
    本当は当たり前ではないこと。

    今を大切に、大切な人が傍にいてくれることに感謝しながら
    毎日を大事に、過ごしていきたい、過ごしていかなくちゃと心から思う
    はっと気付かせられる深い絵本です☆

    投稿日:2015/09/02

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  • 想いはとどいたよ

    8月だったからでしょう
    パパは戦地に赴いて帰ってこない。
    お母さんのもとには戦死の通知が届いたのかもしれない。
    それともおかあさんにも安否がわからず気がかりなのかもしれない。
    …そんな情景が浮かびました。

    逢えないパパに何艘も何艘もふねを浮かべるバークリー。
    実は、おかあさんもまた
    バークリーのふねに想いをのせていたのではないでしょうか。

    戻ってきていたふねを見つけたバークリーは
    なぜ? どういうこと?
    きっと戸惑い、やり場のない気持ちになったはず。
    それをこらえ、乗り越え、意味を悟ったバークリーが
    思いやりあふれる手紙をふねにのせ
    お母さんに届けるラストは、心をゆさぶります。

    ふねは、うちかえす波とともに戻ってきてしまったけれど
    のせた想いは
    確かにパパに届いたのだと信じたい。

    世界中の、ひとりで頑張るおかあさんに贈りたい絵本です。
    そして
    ベストレビューのyukapikaさんのふたりのお嬢さんが
    健やかに成長されますようにと願ってやみません。

    投稿日:2015/08/29

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  • シングルで頑張るママへの応援の一冊

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子4歳

    子供たちと読む前に、
    一足先に全ページ試し読みで、読ませて戴きました。

    とってもジーンとくる絵本。
    表題から漠然と想像していたのは、
    パパと子供の絆、愛情でしたが、
    それ以上に、ママと子供の愛情が溢れんばかりに描かれている一冊。

    会えないパパを大好きな気持ちをうまく消化させてあげている、
    ママの優しさに、本当に心を打たれました。

    私だったら、パパがいなくなってしまっても、
    こんなに上手く子供と接することができるだろうか。

    そして一番最後のメッセージで、
    ママの愛情がしっかり、しっかり、
    子供に伝わっているということが分かります。

    「大好きなパパへ」という絵本だけれど、
    むしろ私には、シングルで子育てを頑張っているママへの
    応援の一冊のように思えました。

    投稿日:2015/09/01

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  • やられた!

    • まおずままさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子8歳、女の子4歳

    お父さんと離ればなれで、お母さんと二人きりで暮らすバークリー。
    つつましくも、幸せな暮らしのようです。
    海辺の静かなお家で穏やかに暮らしている様子がうかがえます。

    でも、やっぱり海の向こうのお父さんが気になるようです。
    お母さんは、そんなバークリーの気持ちを汲んでか、そっと寄り添ってくれます。

    バークリーが流す船はお父さんに届いているのか。

    どんどん上達する船造りの腕前にわくわくしました。

    ラストは、そうきたか!と不意打ちを食らい、図らずも涙ぐんでしまいました。

    投稿日:2015/08/30

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