「おぼんぼんぼんぼんおどりの日！」 みんなの声

アクティブな性格だったおばあちゃんと内気な性格の孫のこなつちゃん。
おばあちゃんがきゅうりのうまにのって、戻ってきてこなつちゃんと二人で楽しい夏の夕べを過ごします。
おばあちゃんはきっと指折り数えてこの日を待っていたのでしょうね。
こなつちゃんが楽しく過ごしてくれたのがおばあちゃんへの何よりのプレゼントだと思いました。

死んだおばあちゃんが帰ってきて迎えたお盆。
お盆の過ごし方、お盆の意味、盆踊りや夏祭りの関連などについて解りやすく説明していると思います。
ただ、物語が寸断されているのが残念。
お話はお話で通してないと、読み聞かせには合わないです。

このシリーズ親子で大好きです。
楽しく季節の行事や日本の文化を知ることができる絵本です。
幼児でもわかりやすいお話と親しみ持てるイラストが魅力的なシリーズです。
今回は「おぼん」，夏に読みたい絵本ですね。
我が家の５歳幼稚園年中の娘は，今年の帰省時にひいおじいちゃんひいおばあちゃんの仏壇に初めてきゅうりの馬となすの牛を作って飾ったので，リアルタイムに思いました。
クッキングのページも子供でもチャレンジできるくらいの物で，またよかったです！

日本の行事の中でも、ポピュラーなものですが、説明を求められると、なかなか答えるのが難しいお盆！この本を読めば、お盆のことが解説付きで、まるごと分かります。たちもとみちこさんは、ポップな絵で、可愛らしいものを描かれるイメージなので、一見、日本古来のお盆とは結びつかないように感じますが、灯篭のシーンがとても素敵で、綺麗でした。お盆の時期には、是非読んでいただきたい絵本です。

全頁試し読みで読みました。今年は、８歳３ヶ月の孫が入院していたから、今年も楽しみにしていた盆踊りが出来なかったのが残念でした。こなつは、大好きだったおばあちゃんを見習いながら盆踊りが出来て、意欲も出て自信が付いたのが、本当によかったと思いました。本来はおばあちゃんのようにお転婆さんなのかも知れないと思いました。一つ自信が付くとこらからは、きっと恥ずかしがらずに積極的に挑戦していけると思いました。亡くなってからもお互いに思いやっていけるって凄く羨ましかったです。盆踊りの絵、花火の絵が素敵に描かれていたので魅入ってしまいました。お盆のことも知れてよかったです！