おはなしもわかりやすく、文もくりかえしが心地よくわかりやすいので、よく「読んで」とせがまれました。
読むだけでなく絵で楽しむ感じです。
おおきいトンが「おおきいのはいいなぁ」といって、ちいさいポンが「ちいさいのはいいなぁ」といって、いろんな状況によって、おおきいほうがよかったり、ちいさいほうがよかったりするわけですが、うちの子は体がちいさくて親として気にしているので、おおきいほうがいいという状況が多かったように思っちゃいました。
子どもは自分のことに置き換えずに素直にお話に入り込んでいました。で、「おおきいほうとちいさいほう、どっちがいいと思う?」ときくと、深い意味もなく「おおきいほうー!」と明るく答えてくれました。
さいごは、二人で助け合ったり、力をあわせて行動して、「ちいさいのもいいね」「おおきいのもいいね」となります。私は最後の二人のうしろ姿の絵のページで、「どっちでもいいね」「ふたりはなかよし」と付け加えて本を閉じます。