表紙を見て。
「これはオバケ?」と思い、夏向きだな、と図書館から借りてきました。
「ど」のつくもの、なあに?
ドーナツ、ドレミ、どろぼう。言葉遊びの絵本です。
もちろん、おばけもどろどろと登場。
あれま、いつものせなさんの、オバケがいない、と心配になってしまいましたが、
やっぱりちゃんといました。
次のページをめくると、しっかりあのおばけ。
あーやっぱり、せなさんの絵本はこうでないとね。
リズミカルで、どちらかというと、文字に興味が出だしたころの小さなお子様むけだと思います。
最後に、絵本にしては珍しく、あとがきがあるのですが、
それは、この絵本が作られた経緯についてでした。
「ぼくはかさ」という絵本の中で、たろうちゃんが読んでいる「どろどろ」という絵本を、お孫さんが読みたがっている、というおばあちゃまからのお手紙から、この絵本が生まれたそうです。
うーん、せなさんて、なんて素敵な方なんでしょう!!
その坊やとおばあちゃま、とても喜んでおられるでしょうね。