「モカと幸せのコーヒー」 みんなの声

悲しい気持ちをいやすためにやってきたのは、一匹の小さなうさぎのモカ。かわいい鳥の形をしたカップに、美味しそうな色々なコーヒーの登場です。どれも、乾いた心に潤いを与えてくれるようで…
でも、そうじゃなかった。
そして、あることを思い出した。
魔法の世界の、もとになったものとは…
ふと思い出した時、きっと、心が軽くなったような…
私の心を救ってくれるものは、なんだろうなと思いながら、幻想的な絵をながめていました。
色の使い方の変化からも、気持ちを感じることができる、とっても魅力のある世界に身を置くことができました。

コーヒー好きの私。
食後、おやつの時間、疲れた時、一日の終わり。一日に４〜５杯は飲みます。
勿論、主人公と同じ、悲しい時も。

そんな時、こんな可愛いモカ（コーヒーの妖精？）が出てきて、美味しいコーヒーを淹れてくれたら・・・・。どんなにか、気持ちが安らぐでしょうか・・・。

お話を読み進めるに当たって、自然と涙がこぼれ、久しぶりに読書で癒されました。

子供には、可愛いコーヒーの妖精の話として。
大人には、自分が疲れていることを自然と気付かせてくれる。

日々頑張っている。そんな人に是非読んでほしい本です。

この絵本は、子供と読むのではなく、一人でじっくりと読みたいと思いました。
私もコーヒーが大好きで、日々に欠かせないものの一つではありますが、その大切さというかありがたみを、この絵本を読んで改めて感じました。
優しく、幻想的で、美しい挿絵に、とても癒されました。

ページを読み進めていく度に現実と夢の世界のギャップに苛立ちを覚えている様子が、誰にでも有りそうな事でまた、人事とは思えない気がしました。

数種類のコーヒーが載っているページにたどり着くと、いい香りがぷ〜んとしてきそうな、そんな気がしました。ついついコーヒーが飲みたくなってしまいました。　

疲れているとイライラしてしまったり泣きたくなってしまったりする事も有りますが、男ならなかなか実際にはそうはいかないと言うのが現実なような気がします。が、この本を読むと、泣きたい時には泣けばいいんだ、そうすれば気持ちがスッキリする。そして甘いコーヒーを飲んで気持ちを落ち着ければいい。そう思いました。

読み終えるととても気持ちが穏やかになって、ちょっと一息入れてみようか、とコーヒーブレイクをしたくなる、そんな素晴らしい１冊だと思いました。仕事を頑張っている家族や、勉強を頑張っている家族に、ホッと一息してもらいたい時に、プレゼントしてあげるときっと喜ばれると思います。

刀根里衣さんの絵が大好きです♪

『ぴっぽのたび』で初めて見たときに、
なんて美しい絵なんだろうと大感激しました。

今回の作品は『ぴっぽのたび』とは、また違った
ガーリーな美しさです。

水色とローズピンクと白が、どこまでも美しいんです。
たまに出てくる茶色が、またいい味をだしています♪

大人になると主人公のぼくのように、
疲れきっちゃう時ってありますよね。

主人公はモカに癒されましたが、
私はこの作品そのものに癒されました！！

この作品はボローニャ国際絵本原画展に入選した
「まほうつかいうさぎと100のコーヒー」がベースになっているんですね。

世界で評価された作品を、こうやって手に取ることができて、
嬉しいです☆☆☆

赤いほっぺの白ウサギが可愛らしい、優しい水色の表紙。
お話も、疲れて乾ききった心にしみこんでいくような、温かく優しい気持ちになりました。

大人にだって泣きたい時もある。
でも子どもみたいに思いきり泣いたり出来ない。
そんな時、「大丈夫、泣いていいんだよ」と言ってくれるモカのような存在がいてくれたら・・・

モカがいれてくれたコーヒーは、いろんな種類があって、どれも美味しそう。
鳥の形をしたカップもとってもオシャレ！こんなカップが雑貨屋さんにあったら、思わず買ってしまいそうです。
ポットやピッチャーも可愛いですね（＾＾）

刀根里衣さんの絵本はどれも色遣いが優しくて、癒されます。
加えて、モカの可愛いこと！なんだか体形が我が家の娘に似ています（笑）

読み終えて、美味しいコーヒーが飲みたくなりました。
昔見た、キラキラした夢が見れそうな気がします。

　コーヒーのお話なので、ちょっと大人向けの絵本かな、と思いました。

　くたびれて、うとうとしてしまったぼくは、夢の中へ、、、。現実のモノクロームの場面と、夢の中のさわやかなブルーが印象的です。
　かわいいカップの、いろいろなコーヒー、どれもおいしそう。気持が落ち着きそうな、ほっこり「幸せのコーヒー」ですね

　コーヒーを飲みながら、ゆったりページをめくって読んだら、リフレッシュできそうです。

コーヒーマシンがうちにもあって、
ミルクフォームがちょっと手間だけど
豆からカフェラテを淹れます。
娘を園に送った後、家事の後、
子どもが寝た後の束の間の休息に。
コーヒーのあの独特の香りは心が本当に和みます。
緊張や疲れが消えて、
自由な空想にふける時間につながったり。

可愛いうさぎさんと美味しそうなコーヒーが出てくる物語です。
心がほどけるとき。とっておきの時間。
そんな雰囲気を絵本いっぱいに感じました。

刀根さんのイラストの温かさ、キュートさが大好きです。
色合いも空気もとてもよくて。
きっと絵本を読むと
大切な人を想いながらコーヒーが飲みたくなります。
決して大きなことが起こるわけじゃないけど
どこか懐かしいような、コーヒーの香る風景。
大人こそ読みたい沁みるお話でした。

きっと心を元気にしてくれます、
ぜひ手に取ってほしい、ステキな絵本です☆

子どもの頃、親から「子どもはコーヒーを飲んではダメ。」と言われていました。社会人になっても、カフェオレぐらいしか飲まなかったのに、いつの間にか、気分によってはブラックも飲みたくなったり、日に何杯も飲んだり。
コーヒーが主題とは、まさしく大人ための絵本ですね。疲れた心を象徴するようなモノクロのページと、今にもコーヒーの香りが漂ってきそうな色鮮やかなページの対比に、気持ちがひきつけられ、今すぐ美味しいコーヒーが飲みたくなりました。

大人も子供もたくさんの心配事や不安とともに
生きています。
そんなときに「だいじょうぶ」といって
そばに寄り添ってくれる存在の大切さと改めて感じ、
家族や周りの人にたいして
そんな存在でありたいものだなぁと感じました。
大事なことを気づかせてくれるすてきなえほんでした。
個人的にはコーヒー大好きで、いつもほっとさせてもらっているので
「わかるわかる〜」という気持ちでいっぱいでした