見返しの言葉が面白かったです。
生きかたいろいろ。とりもとりどり。
そう、表題の鳥たちが、お互いの特性に改めて向き合うストーリーです。
獲物は、魚、ミミズ、虫。
飛び方は、低く、高く、横一直線。
生き物の観察眼では定評のあべさんならではの、特徴のとらえ方が臨場感たっぷりです。
もちろん、セリフや行動などは創作でしょうが、
妙にリアルなのです。
それぞれが対照的な特徴だけに、対比すると面白いですね。
飄々とした語り口に、いろいろなことを感じ取ることができそうです。
幼稚園児くらいから、体感してくれると思います。