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ぼくのなかのほんとう」 みんなの声

ぼくのなかのほんとう 作:パトリシア・マクラクラン
訳:若林千鶴
絵:たるいし まこ
出版社:リーブル リーブルの特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2016年02月24日
ISBN:9784947581839
評価スコア 4.05
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みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

  • 両親が音楽家であるロビーの生活環境は特殊かもしれませんが、人はそれぞれ、他の人とは違う環境で育っています。思春期の子供が直面する感情や反発心が、両親やおばあちゃんや動物との関りを通して次々と現れますが、ロビーの内面が大きく成長していく姿が生き生きと表現されていて、子どもってすごいなと思いました。

    投稿日:2017/05/13

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  • ファンタジーすぎる。

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、女の子4歳

    忙しい音楽家の両親、
    夏休み、少年は祖母の家での経験で
    自分に気づく・・・というお話。
    読んだのが私だから、でしょうが
    恵まれすぎていて、ちょっと共感できませんでした。

    親友といえる犬にマッディ、
    会えないけど一緒に来たがっている友達もいて、
    そのうえ、理解のある男性のヘンリーもいて
    大自然で過ごせる環境にあるのです。
    世に親の愛に飢えたり、
    孤独を感じる子どもはたくさんいるでしょう、
    これらが無い子たちがほとんどのような気がします。

    彼の成長がわかりやすい描写と進み具合であり、
    読みやすいです。
    しかし、両親が音楽家、環境、
    やっぱりファンタジーすぎてありえないという感覚が
    先にきてしまいます。
    夢なさすぎですかね・・・

    投稿日:2017/05/15

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  • 読み進めていくとどんどんひきこまれます

    音楽家の両親をもつロバートという少年のお話。両親は音楽で忙しく、二ヶ月もの長期の演奏旅行へ行ってしまうため、ロバートは祖母のところへ預けられます。おいていかないでとか、さみしいとか そういうことを母親に言わないロバートに初めはなんでそんなにクールでいられるのかと思いましたが、読み進めていくうちに、頑張って成長しようともがいている心境や、さみしい気持ちを抱え込んでんいる姿にぐいぐいひきこまれていきます。
    キャンプで起こったハプニングにも、不安をもちながらも勇敢に立ち向かい最善の判断をくだす場面のロバートは本当に素晴らしく、少年の大きな成長に感動します。
    ラストの母親との会話には涙がでそうになりました。

    投稿日:2017/05/14

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  • 思春期の子どもの心に寄りそう本

    音楽を最優先する両親との関係に、まずは胸が苦しくなりました。
    愛犬やおばあちゃん、ヘンリー、エリーといった心を通わせる大人がいることで、ある程度の救いを感ることはできますが。

    ロバートの家は特殊な環境ではあるけれど、
    すべの子どもに、自分の努力で変えることのできない環境があり、
    それは、受け入れて、生きていかねばならない。
    どんな子どもにも100%完璧な環境などないわけで、
    思春期には、どんな小さなことも大きな不満となることもある。

    私自身もそういう思いがあり、
    この本を読みながら、身につまされてしまいました。
    親の愛情を100%実感できることがない子ども時代でした。
    でも、他人を変えることはできない。
    自分自身が変わらないと生きてはいけないのです。
    不満を自分自身で消化できる人間にならないといけないのです。

    決して楽しいだけの本ではない。
    でも、思春期の子どもの心に寄りそう本であると感じました。

    投稿日:2017/05/10

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  • ある程度の年齢向き。

    我が家の子供は小学校1年生になったばかり。
    彼女のこの本を読み聞かせるにはまだ難しいかなという印象を受けました。
    人の心情が描かれている絵本です。
    音楽家一家に生まれ育った主人公,一般的な家庭とは少し離れた環境なので身近には取りにくいかも知れませんが,色々な家庭があるという意味では子供にもおすすめな本にも思いました。
    私も親が共働きで,その上土日は稼ぎ時という職業だったため,休日も親と出かけたり遊んでもらうことはほとんどない環境でした。
    なので主人公の気持ちもわかる部分も多く,「ぼくのなかのほんとう」というタイトルから「ほんとう」は何なんだろうと興味も感じました。
    「ほんとう」,読み手それぞれの「ほんとう」を考えるキッカケにもなるのではないでしょうか。

    投稿日:2017/05/08

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  • ある夏のお話

    2章までお試しで読んで、これは続きを読まなくてはと急いで
    本を調達して読みました。
    ロバートは一人っ子で兄弟の代わりに、エリイという素晴らしい犬が
    親友になりました。
    エリィは捨てられた保護犬です。
    本を読むと、この犬がどんなに素晴らしいかわかります。
    ロバートのもう一人の親友はマディという彼の祖母です。
    マディが、なぜロバートの親友なのかも実感できます。
    マディの頼もしい親友、獣医のヘンリーとマディ、エリーとロバートの織りなす数日間のお話です。
    静かに耳を澄ませ、自分の中の本当を大切に生きてゆきたいなと思います。

    投稿日:2017/05/05

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  • 子供ってすごいですね

    この本を読むと音楽家の親を持つ子供って本当に大変だなって思いました。私には想像が出来ないけれど、子供は子供で本当に大変だと思うしある意味つまらないとも思いました。もっと親にも構って欲しいだろうと思いました。でも子供って本当にすごいですね。いろいろな人と出会って、いろいろな動物と出会って、そして色々と自分で考えて成長していくんですね。この本に出てくるロバートくんがとってもしっかり者でとってもいい子ですごく好きになりました。これからいろいろなことを経験していく子供たちにも、大人にもこの本は素敵な1冊だと思いました。

    投稿日:2017/05/07

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  • 感情移入しにくい

    心をテーマにした本だと思います。しかしバイオリンなどの音楽家、、というところあたりから、感情移入しにくいというか、すでにスタートから特別な家庭なので、じぶんの心をすり合わせる箇所が少ないかなと感じました。子どもならなおさら、同じように悩んだり考えたりいろんな気持ちに発見することが大切ですが、、どうなんでしょう。すこし読み進めるには難しいかなと思ったりもしました。わくわくして読みたい、という本より、いろいろ思いをめぐらせながら読む本かしら。

    投稿日:2017/05/05

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  • なにか淋しさを抱えた少年

    共働きの両親で、夏休みは家で一人だった時のことを思い出しました

    ぼくのなかのほんとう、というタイトルと
    学校や身の回りの話をし出す主人公の印象が違いすぎて
    読み始めは???となりましたが
    それでも面白さにあっという間に一冊読んでしましました。

    この本を読みながら
    エーミールと探偵たちという話も思い出しました。
    エーミールは貧しさがあって、どうしても周りのみんなと埋められない壁がそれでした。
    主人公のロバートは金銭的に貧しくはないけれど
    でもなにか淋しさを抱えた少年という印象が同じです。

    投稿日:2017/05/08

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  • 詩的な本

    ストーリーが面白かったり先が気になってページをドンドンめくってしまうという感じではなく、登場人物たちの心情を繊細に丁寧に描いた作品です。

    行間を読まなければ理解できないところも非常に多いため、本を読みなれていたり、本を読むのが好きな子供におすすめです。
    これから本を読んでいこうか、というようなお子さんだと退屈してしまったり意味が分からなかったりして途中で頓挫してしまうかもしれません。。。

    意味深な言葉から、あれこれと予想するとちょっと違ったりして、若干、大人でも面食らう部分があります。

    言葉が難しかったりするのではないのですが、文章や行間を読み取る力が必要な本だと思いました。

    投稿日:2017/05/02

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