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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

このあと どうしちゃおう」 みんなの声

このあと どうしちゃおう 作:ヨシタケシンスケ
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2016年04月22日
ISBN:9784893096173
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 34
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34件見つかりました

  • 生きているうちに

    死、人間や生きているものならいつかは訪れるものですが、どう捉えてよいのか悩みます。4歳息子は死を怖がるので、もっとポジティブに捉えてほしい、死のその時だけで怖い、という思いを抱かないで欲しい、と思いこの本を読みました。

    投稿日:2023/02/24

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  • 地獄の世界の描写もおもしろい

    • 風鈴草さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子1歳、女の子1歳

    さすがヨシタケシンスケの目線で書かれた絵本です。おじいちゃんの想像する楽しい天国の世界やら、クスッと笑える地獄の世界までヨシタケシンスケさんワールドといったかんじで、絵もとってもおもしろいです。ふと、現実にもどった少年の描写も良いですね。生と死が理解できるようになったらむすめたちにも積極的に読んであげたいなとおもいました。

    投稿日:2021/07/18

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  • 祖父の死後、みつかった一冊のノート。そこには自分の死について、準備するものや、死後の世界の暮し方などが書かれていた。
    孫はそのノートを読んで…

    「死」を扱った作品は、重い、悲しい、心が痛い…などの心理的な抵抗が強いので、あまり好きではない。しかし、この絵本は、現実の社会でリアルに起こりうる家族の死を扱っているのに、クスリと笑える場所がいくつもある。ペットの死や家族の死に直面することが現代の子どもたちにはどのくらい機会があるのか知らないが、自分の子ども時代はしょっちゅう近所の老人が死に、道端で車に引かれた小動物の死体を見た。高齢化した田舎で過ごした幼少期に、貴重な体験をしたのだと今は思う。

    簡単な漫画のような絵の中に、たくさん考えられたリアルな日常がちりばめられている。大人になっても遊び心を忘れない、洒脱な老人のいろんなアイデアと、厳しい現実とのコントラストが見事な一冊。祖父母のほうが子どもみたいで、子どもの方が大人びているように思われた。

    「このあとどうしちゃおう ノート」は、いわばエンディングノートの一種だ。しかし、そこには遺産相続でもめる親族の様子や、死に切れない執着心などがない。唯一、嫌いなあいつは地獄で苦しんでいる様子を想像してざまーみろ、とほくそ笑む老人の姿があるものの、それもユーモアに満ちた責め苦である。
    人間がもし、善意が8割くらいで暮せたらなら、こういう終わり方ができるのではないだろうか。
    年々、死が間近に迫ってくると感じる私たち中高年にも、心に響くものがある名作絵本だ。

    投稿日:2021/03/15

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  • 死を前向きに捉える

    まず、びっくりしたのが「死」というテーマをこんなにも面白おかしく描けるなんて!ということ。
    面白くしようとすると不謹慎にもなりかねない、難しいテーマ。
    ライトに見せかけて実はとても深い!本当に素晴らしいと思いました。

    自分が死んだ後、どうなりたいか、どうしてほしいかについてをおじいちゃん自身が書いた、このあとどうしちゃおうノート。
    これをおじいちゃんが亡くなった後に見つけたところから始まる物語。
    不思議と死につきものな、悲しみとか暗さは皆無で、故人にも未来があるんだと前向きに捉えることができること、
    そして生きている間にやりたいことがまだまだ沢山あることに気付くことができる、
    と、本当にどこまでも前向きなのが良かったです。

    私のおじいちゃんおばあちゃんも、どんな想いだったのかはもう聞くことは出来ないけれど、
    こんな風に幸せに暮らしていて欲しいなと思いました。

    投稿日:2020/07/06

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  • 誰もがいつか経験すること

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    おじいちゃんを亡くした男の子が、家族とおじいちゃんの部屋を片付けていたら、ノートを見つけます。
    「このあと どうしちゃおう」と書かれたノートには、自分が死んだ後のことがいっぱい書かれていました。
    その内容のなんともユニークなこと!
    生まれ変わったらなりたいもの、こんな神様いてほしい、天国ってきっとこんなところ。。
    人が死んだ後のことって、生きている人は誰も分からないですから、自分の好きに自由に考えることが出来るんですよね。
    死んだ後のことを考えるだなんて、なんかいけないことのような、すごく後ろ向きなような気がしていましたが、そうではないんだなと思いました。
    とても楽しそうなおじいちゃんのノート。

    誰だっていつかは死ぬのだから、死んだ後のことを考えることは大事なことだし、そうすると今、生きているうちにやりたいことがいっぱいあることに気づく。
    死を考えることは、生を考えるってことなんだ。
    おじいちゃんの死に直面して、男の子は生きるということを考えることが出来ました。
    大人も子どもも、きちんと生と死を考えることが大事なんだなと思いました。

    投稿日:2020/06/10

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  • さすがです

    ヨシタケシンスケさんしか

    描けない世界観だと思います。

    死の世界、死に向き合う絵本って

    それなりにありますが、

    私はこの絵本を読んでしっくりきました。

    ヨシタケさんの実体験を含め

    死とは何かいうことを

    改めて考えました。

    経験した人こそが描ける話なのかな?

    ヨシタケさんだからこそ描けるのかな?

    そう思いました。

    投稿日:2019/12/27

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  • ステキに死について話し合える絵本

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子6歳、女の子5歳

    自分が死んだあとのお墓のこと、地獄のこと、皆を見守る方法、みんなに作ってほしい記念品、タブーだと思われがちなことを楽しく想像していた死んだおじいちゃん。
    楽しいなだけで終わらない、最後が素敵でした。子どもと楽しみながら死について話し合える、素敵な絵本です。

    投稿日:2018/02/04

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  • 前向きに生きていく

    ヨシタケさんの絵本は
    短い言葉でわかりやすいところ。
    そして、何度でも読み返したくなるほど
    細かなところまで描かれているところ。

    おじいちゃんと孫の関わり。
    おじいちゃんが亡くなる前に
    自分のいのちの道を考えていく様子を
    ユニークかつ、ハートフルに描かれています。

    何よりも、前向き。

    誰しも、「死」という通過点を迎えるのだから
    それこそ前向きに考えていけたら
    もっともっと倖せになれるような気がしますね。

    子どもたちは
    地獄へ行ったときのイラストにハマり
    夢中で読んでいました。

    投稿日:2017/09/23

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  • おじいちゃんからのメッセージ

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    死について、こんなに楽しくユーモアたっぷりに描かれた絵本、初めて見ました。
    おじいちゃんがこんなふうに、死後のことを楽しいところだと想像したのは、実際は死ぬのがこわいと思っていたからなのかもしれません。また、死んだあとはきっとこういう生活をしているはずだから、みんな悲しまないでね、というメッセージを残された家族に伝えたかったからかもしれません。
    とっても楽しく描かれていて、クスッと笑える箇所もところどころあるんですが、やっぱり読んでいるとなんだかしんみりした気分になってきます。
    死について、重く深く考える本だと、気軽に手に取って読もうという気分にはなれないものですが、この本は気軽に読んでみようという気になれます。
    死について考えることは、生きることについて考えることなんだということを、子どもにも楽しく分かるように描いてくれている素敵な絵本でした。

    投稿日:2017/08/22

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  • 非常に素敵な絵本です。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    わかり易い絵と言葉で描かれてはいるものの、実は非常に深い絵本なんではないでしょうか。これは一家に欲しい一冊ですね。家族皆に読んで欲しいです。死ぬのが怖くなくなるかと言われれば嘘になるけども、その恐怖は若干は和らぐかも。笑

    投稿日:2017/05/17

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