「きょうのおかずは なにがいい?」
ママの質問にまあくんは、こう答えました。
「ええっとね、ううんとね、ぼく なんでもいい!あ、ピーマンはいれないでね。」
これを聞いたピーマンくんは、ぎょっ!
次の朝、ピーマンくんは、えんに行けば食べてもらえる秘訣が分かるかもしれないと、まあくんのかばんにしのびこむのです。
えんに入り込んだピーマンくんの行動の可愛いこと!
子どもたちに食べてもらおうと、何かに大変身するのですが、
その方法には思わず「なるほど、ピーマンくんやるなぁ!」と感心してしまいます。
ピーマンくんがまあくんに食べてもらえるかどうか、最後までドキドキしてしまいますが、ラストシーンではピーマンくんのとってもいい笑顔が見れますよ♪
野菜たち、くだものたちのいきいきした表情が楽しく、おいしくなるためのひみつも素敵でした。きらきらの野菜たち、とっても美味しそう!
なによりピーマンくんのけなげな頑張りとキュートな仕草に、子どもたちは友達みたいに親近感を感じてしまうはず!
野菜が苦手な子に、ぜひ読んでほしいおはなしです。