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小さなサンと天の竜」 みんなの声

小さなサンと天の竜 作・絵:チェン・ジャンホン
訳:平岡 敦
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:2016年06月30日
ISBN:9784198641825
評価スコア 4.61
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  • 壮大な迫力の一冊!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    10歳の息子と読みました。

    これまで 『ウェン王子とトラ』 『この世でいちばんすばらしい馬』を
    息子と一緒に読んできて、
    チェン・ジャンホンさんの織りなす壮大で勇敢な世界観にすっかり
    魅了された私たち。

    今回も表紙の絵を見て早速とりこになった息子と読みました。

    山に囲まれた貧しい村で生まれたサン。
    小さいころから山を越え畑仕事にいく両親の苦労を見てきて、
    この山をどうしても自分で動かすんだ!と決心します。

    サンは特別な子であると信じて疑わないサンのお母さん。
    なんとか家族に楽をさせようと必死で頑張るサン。
    そんな家族を常に見つめる山々。
    サンはどうやって山を動かすことになるのか、
    息をつめて見守っている息子は、
    本当に絵本の中の世界に入りこんでいるようでした。

    そして、表紙にも出てきた勇ましい龍の姿。
    サンの、雨にも負けず風にも負けずの強い精神が、
    山の中の仙人と龍を動かしたに違いありません。

    1ページ1ページ、丁寧に描かれた絵はどのページも迫力がありますが、
    特に山が砕かれるページは圧巻です。

    翌朝村に戻ってきたサンを出迎えるお母さん。
    一晩中、心配しながらもサンを探しに外に出なかったのは、
    きっとサンが大きなことを成し遂げていると分かっていたからかな?
    そんな、息子を信じていた母親心もとっても伝わってきます。
    母子ともに楽しめる一冊です。

    投稿日:2016/10/26

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  • 強い気持ち

    • 桜きょうこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子7歳、男の子5歳

    他人と違う。わが道をつらぬく息子。
    そんな息子を温かく見守る母。
    毎日、どたばた、なんでこの子はこうなの?っ理解できない、大変、疲れたって思っているお母さん、ぜひ子供と一緒によんでください。

    親からしたら無謀で途方もないことに思えても子供にとっては真剣そのもの、そしてそんな強い気持ちは、山をも動かすのです。

    強く願い、ひたむきにがんばれば何でもできる、やりとげることができる、そんな気持ちをもつ子どもになってほしいと思ってこの本を手にとりました。

    絵のインパクトも強く、子どもたちは少し長いお話しにもかかわらず、最後まで真剣に聞いていました。
    読み終わったあと、私はまだ小さいから岩は運べないけど、ママが困ったときはいつでも助けてあげるっていってくれました。

    夜寝る前のひととき、絵本を読むのが日課です。
    子供と一緒におとぎの国へ。
    昼間どんなに叱ってしまっても絵本の時間は、幸せの時間、イライラも吹っ飛びます。

    投稿日:2016/10/14

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  • 力強いサンの表情

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    力強いサンの表情がたまりません。

    しかも、自分のためではなく、
    畑仕事へ出られなくなったお母さんのために
    岩のかけらを背負っては運ぶひたむきさに
    胸キュンです。

    ただ、半日村のように純粋に人の力でなく、
    不思議なおじいさんと天の竜の力によって
    最後は山を崩すのが
    ちょっと期待はずれではありましたが。

    もうワンシーン、また村が栄えたなんてあれば安心するんですが、
    後は読者が想像したらいいんでしょうね。

    4歳の子どもも竜に驚き、
    興奮していました。

    投稿日:2016/10/12

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  • 圧倒される

    チェン・ジャンホンさんの作品には、いつも圧倒されます。

    このタッチ、気迫、神々しい生きもの。
    本当に凄い。

    その圧倒的な強さに裏にあるのが、小さな子どもの母親への愛と優しさなのですから、たまらないです。

    ただただ目が釘付けになり、最後にはいつも、感嘆のため息がもれるばかりです。

    投稿日:2016/09/07

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  • サンの一念山を動かす

    チェン・ジャンホンの作品は、どれも重厚でスケールが大きくて、テーマに対する思いが熱く伝わって来ます。
    村人たちがあきらめて出ていった土地で生活するうちに、悪境の基である険しい三つの山を動かそうと決意したサン。
    ひたすらに岩を砕いて運び続ける姿には心打たれます。
    一念が通じて起こった奇跡。
    空を飛ぶ龍の姿は圧巻でした。

    投稿日:2016/07/26

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  • 漫画みたいな絵

    うちの子曰く、この絵本の絵はかっこいいマンガみたいだそうです。お話の内容は、サンという男の子が年老いた自分の両親のために山を動かそうとするものでした。その姿を見た千人がそれを手助けして3匹の竜を読んで山をどかしてもらいました。サンの男らしい姿がうちの子にはとってもかっこよく見えたみたいです。

    投稿日:2016/07/27

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  • もうワン・シーンほしかった!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    チェン・ジャホンの絵本はもう、その世界観が完全に確立しています。
    毎回とても魅せてくれる作家さんです。

    今回は山の風景といい、一人の少年の成長といい、最後に登場した竜といい、ホントに魅せてくれました。
    「漢(おとこ)!」を感じる作品でした。
    竜の身体の動きもきっと何通りも描いて、最終的にこの形に決められたんでしょうね〜。
    ものすごく躍動感が感じられます。個人的には表紙絵の竜たちの表情が一番好きですが…。

    一つ残念だったのはラストシーンが、想像以上にあっけなかったところ。
    展開的には全然OKなのですが、この文章をつけるなら、もうワン・シーンくらいこのラストの絵の前か後ろにほしかったと思うのは、読者の欲でしょうか?

    投稿日:2016/07/24

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